文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010182

感想・レビュー・書評

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  • 「思い出すことなど」で止まってる
    漢文が億劫だ

  • 第1夜から10夜までバラバラなテイストなのに綺麗にまとまっている
    特に第1夜と3夜が好き

  • 私は中二病的ミーハーさの持ち主なので、
    『思い出すことなど』で、危篤状態の主人公の枕元で主治医ふたりがドイツ語で「子供に会わしたらどうだろう」などと会話しているが
    主人公はドイツ語を解しているので目を開いて言い返すシーン(そして医師には素っ気なく「そうですか」と流されるシーン)が格好よくて好きです。

    解説には文鳥が「家人の不注意から死んでしまう」と書いてありますが、私には家人は頼まれてもない文鳥の世話を手伝っただけで、死んだ時のは八つ当たりされたんだと思ってました。文鳥が死んだのは主人公の不注意のせいと思うけど私の読み込みが甘いのか…?

  • 夢十夜の第一夜が大好き。こんなに綺麗な文章を書く人が他にいたでしょうか。百合を見るたびにこのお話を思い出します。

    • 藤首 亮さん
      綺麗な文章と表現されていますので何処を指しているのかと、思い浮かべてみました。【百年待ってください】女の切ない気持ちが込められていると思った...
      綺麗な文章と表現されていますので何処を指しているのかと、思い浮かべてみました。【百年待ってください】女の切ない気持ちが込められていると思った。
      2019/05/20
    • 藤首 亮さん
      もう一度ゆっくり読むと、やっぱり墓石の下からのびて来た百合のつぼみが開き天から女の涙が落ちてきて見上げると暁に星が一つ
      「もう百年が来てい...
      もう一度ゆっくり読むと、やっぱり墓石の下からのびて来た百合のつぼみが開き天から女の涙が落ちてきて見上げると暁に星が一つ
      「もう百年が来ていたんだなあ」終わりが素晴らしい。
      2019/05/22
  • 夢十夜が大好き。何回読んでもスゴイなぁ。

  • 「夢十夜」は中々に面白かった。
    「永日小品」は当時の海外の生活の様子が面白かったし、「思い出す事など」は病気に際す自己と周りの変化が興味深かった。当時においても随分と博識な人だったのだろう。

  • 齋藤孝の本の中で紹介されていた『夢十夜』。たしかに不気味さや不思議さを感じる作品だった。

    今まで、漱石の代表的な小説を少し読んできたけど、色々な作品があったんだ。『文鳥』では、最後文鳥が死んで家の人にきつく当たってるけど自分は全然世話をしていない。鈴木三重吉にも見抜かれている。「著者の孤独な心持をにじませた名作」、なるほど。

    『思い出す事など』は療養中のエッセイという感じか。少し前にNHKのドラマで長谷川博己が演じていたのを見たけど、その時の映像が思い出された。好意の干からびた社会の話が印象に残った。大病をしたからこそ他者の好意について敏感になったんだろう。

  • 読んでよかった。漱石先生への扉が開いたような心地がする。はじめての漱石作品「こころ」が教えてくれたのは、とにかく明治は堅苦しいということ。それ以来避けてきた。

    「夢十夜」は意味深な夢ばかりだけど、深く考えなくても、美しく幻想的な世界が楽しめる。第一夜と第七夜が好きだった。
    「思い出す事など」のような随筆風な小品の数々も面白く、先生を好きになってきた。妻や子どもたちの話はなんだか可愛らしい。また、門弟たちに対する面倒見の良さそうな姿が伺える話の数々も良い。

    全体的に硬いけれどテンポの良い文章。

  • 表紙が文鳥のを持ってます。表紙がかわいくて。短編集。内容は読みづらくて大変でした。その中でも手紙は短かったけど面白かったです。

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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