明暗 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1356
レビュー : 107
  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101010199

感想・レビュー・書評

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  • 続きを読めないのが非常に残念。主要人物たちの思わせ振りな言葉などが頭に残ったままです。
    それにしてもすごい。底意地の悪い人のオンパレード。
    それぞれが一番正しいのは自分だと思っていそうなところが、素敵に滑稽に見えます。
    実を言うと、小林vs吉川夫人を見てみたかった。

  • 落ち着く・・・。

  • 主人公の葛藤が身に染みるので読んでて辛い。

    再読は出来ない。

  • 未完。女のドロドロしたところがうまく表現されている。

  • 未完が残念で想像膨らむ漱石絶筆の作品。

    そして大学時代、みんなと考え語り合ったような気がする思い出深いような感じの作品。笑

    それぞれの人間模様とか、エゴとか、久しぶりに読んだらやっぱり面白かったです。そして私はやっぱり小林が好きです。

  • 相容れない、噛み合わない、分かり合えない、そんな感覚が残る。誰もが自分に一所懸命であるがゆえなのか、その集まりは混沌としている。おそらくそれがわれわれの生き延びなければならない世界なのだろう(限られた人と奇跡のように通じ合える、一握りの時間はあるのかもしれないけれど)。
    惜しむべきは未完であることだが、きっとすれ違いを続けたまま話は進み、そのまま終わっていくのだと思う。

  • 津田(夫)対お延(妻)、津田(夫)対お秀(妹)、お延(妻)対お秀(妹)、津田(夫)対小林(悪友)、お延(妻)対小林(悪友)、吉川夫人(上司の妻)対お延(妻)、、、そして肝心の清子(元かの)との対峙が始まる直前で絶筆の未完。
     登場人物が入れ替わっての会話対決が次から次に転換されて、正直なところ、これが傑作呼ばわりされる理由がさっぱりわからん。漱石にしてはえらく俗っぽく、かつ、女性をずいぶんたくさんえがいたからかしら。
     対決シーンの中では、湯治に行くことをめぐっての津田(夫)対お延(妻)の対決、お金の援助を廻っての津田(夫)とお秀(妹)の対決の部分だけか、昼ドラみたいな感じが味わえたのは。

  • 夏目漱石の小説は、どこか馴染めないところがある。上流階級のエリートで、男性中心という世界観が自分とは縁遠いという感じを起こさせるからだ。ただ、本作はお延という女性の心情を事細かに描写していて、感情移入できる感じがあった。天真爛漫な清子の域には、とても達せそうもない。

  • 未完です。続きが書かれていたらどうなっていたのか気になります。結婚しても元カノが忘れられない主人公、夫の愛情に疑念を抱きながらも自分に言い聞かせる妻、そして彼らを取り巻く状況。現代でもこうした人々は稀にいるかもしれませんね。未完で終わってしまったので、どういう話しとしてまとめられるのかわからないのでそこが悔やまれます。

  • 未完。絶筆。惜しまれる。続編を水村 美苗が書いている。

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著者プロフィール

夏目漱石(なつめ そうせき)
1867年2月9日 - 1916年12月9日
江戸・牛込馬場下(新宿区)生まれの小説家、評論家。本名は「夏目金之助」(なつめ きんのすけ)。1890年、帝国大学文科大学英文科に入学。1895~96年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。1900年、イギリスに留学。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載し始め、作家活動を本格的に開始。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などの代表作を連載。日本の文学史に多大な影響を与えており、作品は多くの人に親しまれている。学校教科書でも多数作品が採用されている。

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