- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101012315
感想・レビュー・書評
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息子No.2、本屋に行きたいと言う。
本屋ならば、とついて行くが今日は何も買わない!居並ぶ書籍達を眺めるだけと決意しつつ本棚を眺める。
「最後の秘境 東京藝大」
確かに、秘境っぽい。
タイトルが目につき裏表紙にある内容紹介を読んでみる。
…楽器のせいで体が歪んで一人前…
ん?とても藝大生レベルではないが、我が娘も木管楽器を数年相棒にしている。
「右(だったかな?)肩が下がってしまった」
と呟く娘に
「大げさな(ー ー;)」
と思っていた私。
購入してしまった。
真面目に練習しているとそういうことになるのね…
頑張れ、娘ちゃん。
東京藝大、異世界の方々がいらっしゃる所だと思っていたけれど、とっても魅力的な方々がいらっしゃる所らしい。藝祭とやらに行ってみたい。
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読んでる間ずっと、ブルーピリオドの世界や…!と感動したり、これが私の別路線の世界なんだわ、と想像したり意識があちこち吹っ飛んだ。
この人の書く文章がおもしろい。 -
芸術を生み出す人って…と納得でした。藝祭にぜひ行ってみたいと思います。
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こんなに「カオス」という言葉がぴったりな小説を読んだことがない!
現役の妻を始め、美術学部、音楽学部の学生・卒業生から聞いた話が面白くてぶっ飛んでる。
特に、足湯を作ってお湯を入れるために電気ケトル6台を使ったら、6回も停電させちゃったっていう話が印象に残った。
藝祭に行ってみたいなぁー。 -
主に藝大学生へのインタビューで構成されている。
彼らがどんな生態なのか、どんな生活をしてきたのか・しているのか、どんな想いで芸術に向き合っているのか、温度感を持って感じることができる。
自分では体験することができない人生を追体験できた。
芸術分野に少しでも興味があれば、ぜひ読むべき作品。 -
タイトルがとてもいい本だったと思いました。
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知らない世界が広がっていて面白かった。
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やはり彼らは、只者ではなかった。入試倍率は東大のなんと約 3 倍。しかし卒業後は行方不明者多発との噂も流れる東京藝術大学。楽器のせいで体が歪んで一人前という器楽科のある音楽学部、四十時間ぶっ続けで絵を描いて幸せという日本画科のある美術学部。各学部学科生たちへのインタビューから見えてくるのはカオスか、桃源郷か? 天才たちの日常に迫る、前人未到、抱腹絶倒の藝大探訪記。 -
自分には想像もできない世界の話で面白かった
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「抱腹絶倒の藝大探訪記」とのことで、藝大の面白エピソードを集めたものかと思いきや、それぞれの分野を突き詰める藝大生たちの生き様がずらり。
芸術とは縁遠い私からすると、こんな世界があるのか、こんな生き方をする人たちがいるのかと、驚かされるばかり。
「どうして人という生き物は、こんな変なことを一生懸命にやるのだろう?」
という一文に共感しつつ、人って面白いと感じられる一冊でした。 -
思ったより面白かったあと楽器吹きたくなる。
興味を持って、自然にやった方が、やっぱり周りにも評価されるし、いいものが出来るのかも、、、、しれないと思った。好きは大事。