♂♀(オスメス) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.03
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本棚登録 : 198
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101013237

感想・レビュー・書評

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  • 意外に性的な感じは薄かった。印象は薄い作品。

  • 【ネタバレ含】とにかくエロかった(笑)全編ヤってました(ずどーん
    エロイ表現とか、グロイ表現とかって結構受け止められる方だけど、
    これはかなりエロかったなぁ~(;´д`)
    乳首のとこもなかなかリアルだしねぇ~;
    ただ、この作品は萬月自身の自伝も含まれてるんじゃないかと思った。
    この人はこういうこと考えながら生きて、セックスしてるんだと思った。
    まぁ、全編通してエロかったって感想だけど、性の自由と殺人の自由は親類関係だっていう考え方は
    なんか新しかった。なるほど。
    ただ、ここまでエロに走ってるくせに、官能小説じゃなくて文学作品だと思わせるのが
    萬月のすごさで、才能なんじゃないかな。
    あえて★はつけないけど、もう1回読みたいかも。

  •  花村萬月の「生と性」が書かれた、ほぼすべてが性描写といってもいい小説。

     50がらみの小説化である主人公は、女性のにおいや感触で生を感じるしかない。生きている心地がしない。女たちは、彼の性の対象であり、生の対象である。

     おそらく、自分の生を感じるために人とからだを重ねる人はたくさんいる。そうじゃないと、感じられない。自分の感覚を信じられない。すこしでも必要とされたい。すこしでも、生きていたい。

     でも、他人の生をかんじてもなにもならない。それが苦しい。(夢)

  • 「春爛漫である。爛漫の爛は、ただれるということで、爛漫はかたちや枠にとらわれずに溢れ、乱れるということだ。
    私はこの爛という漢字が好きだ。明確に断言はできないのだが、かなり色気のある字面であろう。しかも危うく崩れる気配さえ漂わせて見事である。」
    (2009.4)

  • 080815購入。

  • 精緻な性描写を介して人間の表にでない側面が窺えます。満員電車で読むのは恥ずかしい。できるなら木陰に折りたたみ椅子設置して静かに読み耽りたい。

  • これエロい

著者プロフィール

花村萬月(はなむら まんげつ)
1955年、東京生まれ。1989年、『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年、『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年、『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。

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