♂♀(オスメス) (新潮文庫)

著者 : 花村萬月

• 新潮社 (2004年5月発売)

感想・レビュー・書評

[fumi1973さんのレビュー · 2012年6月10日]

才能を感じる。
このタイトルでこの内容…。
言葉の重ね方がすごい。

イメージを間違えると「東京大学物語」「殺し屋１」とかそんな感じ。

人それぞれだと思いますが…。

[takuma510さんのレビュー · 2010年2月1日]

とにかくエロイ。とにかく文章がうまい。

性行為の緻密な(？)表現が印象的。かなり過激な内容であるので結構読むのに体力がいるかも。小気味よい会話やしっかりとした地の文の心理描写もあり、いいと思う。

作家である主人公が受けた啓示は納得できないが。

[グンさんさんのレビュー · 2008年9月26日]

マンゲツの最高傑作でしょう

著者プロフィール

花村萬月（はなむら まんげつ）
1955年、東京生まれ。1989年、『ゴッド・ブレイス物語』で第２回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年、『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年、『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞している。