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- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101015231
感想・レビュー・書評
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(1973.05.18読了)(1973.01.21購入)
*解説目録より*
南京陥落後まもなく同地を訪れた著者は、自らの体験に基づき戦場の生々しい実態をルポルタージュ風に点綴して発表し、直ちに発禁となった。「生きている兵隊」である。さらに多角的に戦争のなかの人間を追求した「武漢作戦」を併録し、厳しい言論統制化に勇気と正義とをもって記した戦争文学の傑作をお送りする。
☆関連図書(既読)
「青春の蹉跌」石川達三著、新潮文庫、1971.05.20詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リアルさを求める読者には興味深い本かと。
友達に借りた時「好戦的になるか反戦的になるか両極端だと思う」と言われましたが、まさにそんな感じだなと。
中国での戦争について、南京占領などについては資料が少ないので有り難い。道程も詳しく、かつ淡々と書かれています。しかし地の文がほとんどなのでエンターテイメント性は求めてはいけない一冊。 -
当時は発刊禁止や検閲で伏字になった本。伏字復刻版がお薦め。<br />
中国戦線の兵士達の精神的葛藤が分かる。詳しい感想は<a href="http://zero.s79.xrea.com/zero/archives/2004/11/post_5.php">こちら</a>
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