あなたは、なぜ、つながれないのか ラポールと身体知 (新潮文庫)
- 新潮社 (2019年12月25日発売)
本棚登録 : 159人
感想 : 16件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784101016917
作品紹介・あらすじ
他人が怖い、わからない。大学時代に引きこもり心身の変調に苦しんだ著者は、路上ナンパに活路を探ろうと、その後、一転欲望に溺れる日々を送る。同時にカウンセリングの知識も深めるうち、いずれの生活でも絶えず過度の緊張にしばられた自分に気づく。生きにくさの正体は何か。独善に逃げたがる心をみつめ、身体と心をフラットに結ぶボディーワークから、他人と深く理解しあう道を探る。
感想・レビュー・書評
-
ジャンルとしては、自己啓発に含まれると思う。筆者は元「ナンパ師」で、その経験を元にして今はカウンセラーをしているらしい。この本では、彼の実体験をベースにして、人との接し方について解説される。
けれども内容はスッと頭に入ってこない。「うん、知っている」「まぁ、そうだよね」と言った感想しか出てこないような文章が延々と続く。
例えて言うなら、尊敬できない人からアドバイスを聞かされているような気分。
この本を読んだことで、自分の人生が少しでも向上することはきっと無いだろうという確信がある。
文章については、一部キラリと光るような箇所が見られるものの、大部分は凡庸で冗長。そのこともまた、読書意欲を削ぐ原因となった。
上位互換のような自己啓発本はきっといくらでも見つかる。この本は残念ながら、わざわざ買って読むほどの本ではない、という評価になる。それでも、この本で初めて自己啓発に触れる人もいるかもしれない。そういう人にとっては新鮮味を感じられて多少は意味のある読書体験になるかもしれない。なのでギリギリ星2つで。
それにしても、「あなたは、なぜ、つながれないのか」というタイトルをつけた出版社は非常に有能。カバーイラストもなんだか気になる感じ。
正直言うと、タイトルと表紙で気になって買ったので、期待が高すぎたのかもしれない。あまりにも実体が伴っていない。
(書評ブログも宜しくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E8%B2%B7%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84_%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
嫌いな人=自分の欠点の鏡
と考えて、ゆっくりじっくり内省し、身体の強張りをほぐしましょう。という本。
河合隼雄先生の著書の後だから、やや食い足りない感はあるけれど、読書慣れしていない人やセルフケアが初めてという人、面談や商談がうまくいかないとお悩みの人にはちょうどいいのでは?
まず、この本を持ってレジに並ぶ、というのが、自分の欠点を受け入れる第一歩かも。
心の強張りを身体の強張りと考えて、身体のロックを外していくレッスンを15年くらい前にしばらく受けていた。その体験からいくと、たしかに本書のスワイショウや雲手には効果があるかもしれない。でも、意味ないと言ってすぐ辞めちゃった人もいるので、個人差があるんだと思う。ある程度できるようになってくると自分以外の人の身体の使い癖も見えてくる。同調して具合が悪くなることも少なくなる。誘導まではまだできないけど、溜まってくる相手の毒を逃がすくらいはできるようになる。ただ、それは指導者がいれば、の話なんじゃないだろうか。思ひて学ばざれば則ち罔し。だから、セルフケアの導入としてはいい本、でも、そこから先は先達が不可欠、と私は考える。 -
他人とコミュニケーションするときに自分がやりがちなことについて気づきを得られたり著者の気持ちには共感できたが、それだけだった。
タイトルから期待していた内容ではなかった。 -
悩みの多くは人間関係によるもののような気がするけれど、本書の内容を踏まえることができれば、格段と心地よく生きていけると思った。
以下本書より抜粋
・思い浮かんだことをいかに自由に、丁寧に伝えていくか。また相手の思いをどれだけ受け止められるか、それを楽しむことが会話である。
・理解ができると、以前と同じように相手を嫌ったり、恨んだりすることができなくなる。それどころか、嫌だと思っていた行動に対して可愛らしさ、人間らしささえ感じることもある。
・寂しさや孤独も、まだ知らない繊細で豊かな感覚も、人は会話の中で互いに交歓し合うことができる。自分の中に生まれた欲望、恐怖、虚勢、緊張、嘘を通り抜けて。 -
解説にもあるように、ハウツー本ではない。それを期待している人は別の本を手に取った方がいい。
これは、コミュニケーションに課題を抱える著者が、自分で、あるいは色々な人からの知識や技術によって「うまくつながれない」状態を改善していく方法を紹介した本。
と言うとハウツー本ではないのかと思うかもしれないが、全く違う。文章は淡々として、一種独特な趣があり、さらっと読めてしまうが、じっくり読もうと思うといくらでも時間は必要。
著者が求めるコミュニケーションと読者が求めるそれが必ずしも合致するとは限らないので、これをハウツー本として用いることは難しいだろう。ただ、読了後、コミュニケーションというものに対する価値観に影響を与えることは間違いないと思う。 -
比較的簡単な言葉で書かれている人間関係の本でした。
-
うーん。
-
久しぶりにふに落ちる読書をした気がする。
答えを自分に委ねながら、自分がきちんと考えることの大切さ。それは相手の心持ちに立って理解することの大切さを気づかせてくれた。 -
人の話を聴く際に、自分の意見を押し付けないことが大事だと思う。
-
7冊目(1-7)
-
新聞で注目!
「孤立の罠」から人生を取り戻すたったひとつの方法。
著者プロフィール
高石宏輔の作品
