親鸞 善鸞の巻 (4) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1981年10月1日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784101017174

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  • 浄土真宗の創始者・親鸞。苦難の生涯を描く。弾圧、非難と闘いながら、浄土真宗を創始し、あくまでも人間として生き抜いた親鸞の苦難の生涯を描く大作。人心は乱れ、荒廃しきった平安末期、時の権力と結託した宗教界の腐敗、形式化は止まることを知らなかった……。皇太后宮大進・日野有範の長男として京都日野に生まれた松若麿(親鸞)は、やがて比叡山に上り、出家して範宴(はんねん)と名乗る。やがて民衆を救う真の仏の道は南都北嶺の諸大寺にはなく、俗聖の中にこそあると考えるようになった範宴は、苦悩の末、山を下りる決意を固める。親鸞の苦難な生涯を壮大なスケールで描く4部作。

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