- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101018201
作品紹介・あらすじ
ソウル行きのジェット機で出会った身長163センチ32歳の高野章二と、身長182センチ30歳の小坂瑛子。二人には恋愛の可能性も結婚の可能性もないのだろうか-。強く惹かれ合っているのにお互い素直な気持ちになれず、なかなか19センチの身長差が埋められない。そんな揺れ動く恋ごころが、思いがけない事件と絶妙の会話で、スリリングに展開する。おしゃれな大人のラブストーリー。
感想・レビュー・書評
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背の高い女として勇気をもらった。
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女子バレーを見てると、日本の女性は180cmぐらい、中国は2m超の選手も。男性も女性も背が高くなりました。山田太一「君を見上げて」、1993.10発行。人は自分にないものを求める。163㎝、32歳、金庫屋の高野章二と182㎝、30歳、会計事務所勤務の小坂瑛子のラブストーリーです。章二は瑛子のウェストあたりに手を回した。そのつもりだった。しかし手は尻に触れていた。柔らかい尻だった。(^-^)
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再読。あー、改めて読むとなんて上手いんだろう。会話、気持ちの変化、事件。テンポもいい。こんな文が書けるようになりたい。
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これもよかった
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ゆるーい感じの恋愛小説。章二の小物っぷりが、むしろ気持ちよい。
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163センチの男性と182センチの女性の恋愛小説。94年のレシートが挟まっていて、消費税が3%で、1990年発行。
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身長差をものすごーく気にしながらも、お互いに惹かれあう2人が微笑ましかった。高身長(外見)でハミ出している瑛子と、職業柄・人間的な面でハミ出している高野が、恋愛を通して自分を見つめ直す点も魅力、と解説にも書いてあって、凄く納得した。
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身長163センチの男性と、182センチの女性の恋の話し。
”気があう”って、そうそうこんな感じだよねって、微笑んでしまいました。
見た目も、性別も飛び越えて気が合う感じ。 -
20091115読売新聞。西川美和。「繊細なおでんのような味わいの恋愛小説。」