夕映え天使 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.34
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本棚登録 : 1085
レビュー : 137
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101019260

作品紹介・あらすじ

東京の片隅で、中年店主が老いた父親を抱えながらほそぼそとやっている中華料理屋「昭和軒」。そこへ、住み込みで働きたいと、わけありげな女性があらわれ…「夕映え天使」。定年を目前に控え、三陸へひとり旅に出た警官。漁師町で寒さしのぎと喫茶店へ入るが、目の前で珈琲を淹れている男は、交番の手配書で見慣れたあの…「琥珀」。人生の喜怒哀楽が、心に沁みいる六篇。

感想・レビュー・書評

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  • 「夕映えの天使」「切符」「特別な一日」「琥珀」「丘の上の白い家」「樹海の人」の6編の短編が収録。どこか切ない昭和の陰影が漂う作品集。

  • 深みがある本だった。今の自分には、7割くらいわかって、3割くらいわからなかった。
    きっと、自分がもっと歳をとって、人生経験を積んでいったら、この本の中身の捉え方が変わってくるんだろうな。
    そんな奥行きを感じる本だった。

    内容を全部理解できる本は面白くない。3割くらいわからない方が、奥行きがあって面白い。

  • 世間慣れしておらず、不器用な男が主人公。
    その不器用さが読者の根底にあるものを摩りながら、計算された構成の美しさ惹きこまれていく。
    その描写が女性の読者からはどのように写るものか気になるところである。最近は浅田次郎作品に嵌りつつある。
    お勧めします。

  • 人生を重ねた男性の視点から描かれた6つの短篇。どれも哀愁漂う内容でちょっと物悲しい。「特別な一日」はいい意味で著者らしからぬ展開で楽しめた。

  • 様々な人生の哀歓を綴る短編集。

  • 良い物語とそうでもないもの半々。どこかで知ってるような設定もあって、それを懐かしさと言うのかもしれないが、全体的には今ひとつ。最近当たりに巡り会えないなぁ。

  • 「琥珀」
    2017年9月15日放送
    テレビ東京系スペシャルドラマ
    キャスト:西田敏行、寺尾聰、鈴木京香、工藤阿須加、川島海荷
    http://www.tv-tokyo.co.jp/kohaku/
    Youtube https://www.youtube.com/watch?v=T_OSrW73JaE

  • どれもじんわりと染み込んでくるような物語でした。
    「特別な一日」設定が予想外!
    「琥珀」一番好き

  • 2017_06_27-62

  • 六篇の短篇を収録。珍しく、「特別な一日」はSFチック。「樹海の人」は自衛隊ネタ。

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プロフィール

浅田 次郎(あさだ じろう)
1951年、東京都出身。
1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木三十五賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞を、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞それぞれ受賞。2015年には紫綬褒章も授与されている。
2018年現在、日本ペンクラブ会長、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞の選考委員を務める。

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