- 本 ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101023335
作品紹介・あらすじ
交易の使節団に加わり、相手国トコシュヌコを訪ねることになった空人。そこはかつて十九年間、自堕落に暮らした祖国だった。自分が、シュヌア家のひとり息子・ソナンであることは決して気取られてはならない。速やかに任務を終え、一刻も早く〈我が地〉輪笏へと戻るのみ──。細心の注意を払いながら、王都の大臣邸で開かれた晩餐会に臨む空人だったが。異世界ファンタジー、波瀾の第三巻。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
シリーズ3番目、かつてないスピードと集中力で読み耽る。いよいよあと一冊で終わりなら、先は気になるもののゆっくり噛み締めながら読みたい。
-
1巻と2巻は前提であって3巻から話が繋がってから、主人公と一緒に心が動かされるようになった気がする。これからどうなるのか。ナナ達はどう受け止めたのか今後どうなるのか。気になります。
-
タイトル通り、この巻で物語は急展開する。
成長した主人公が、どうしようもない運命に巻き込まれ過去と向き合っていく。
それぞれは、過去の過ち、友人・親子関係、仕事の引継ぎ問題などだが一風変わった運命というべき展開に巻き込まれ、それを持ち前の瞬発力で乗り越えていく。
まだ未熟さが残る主人公が最後どんな運命を迎えるか今後が楽しみとなる巻であった。 -
長編第3巻。まさに転の巻だった。しかしどうしても私は違和感を感じてしまう。年齢感というか動き方が一貫していないように私には読めてしまって頭の中で姿が見えない。お話は面白いので、ぐんぐん進むのだが。
著者プロフィール
沢村凜の作品





