白痴 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 266
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101024011

感想・レビュー・書評

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  • 清廉潔白な人たちが不謹慎な人に対して目を光らせている世の中だから、こういう小説を読むとホッとする。「戦争と一人の女」、「母の上京」が好き。

  • 戦時中、白痴の女に寄り添う伊沢の話。白痴の性質が描かれていて寄り添う男の心理が新鮮。葛藤、逃避、自卑、それでも女が欲しい。時代背景と言葉の古さがあり今の自分には読みずらい。

  • いずこへ
    白痴(1946/昭和21年)
    母の上京
    外套と青空
    私は海をだきしめていたい
    戦争と一人の女
    青鬼の褌を洗う女

  • 「白痴」と「私は海を抱きしめていたい」が個人的にはオススメです。

  • 角川文庫版とは収録作が違うため、借りました。
    「戦争と一人の女」がお気に入り。安吾が書く女性像がけっこうびびっときます。

  • 白痴の女と火炎の中を逃れ、「生きるための、明日の希望がないから」女を捨てていくはりあいもなく、ただ今朝も太陽の光が注ぐだろうかと考える。戦後の混乱と頽廃の世相にさまよう人々の心に強く訴えかけた表題作など。いずこへ、白痴、母の上京、外套と青空、私は海を抱きしめていたい、戦争と一人の女、青鬼の褌を洗う女

  • 高校時代にぺらぺら読みました。

    純文学を買ったのがはじめてだったので読むのにかなり時間がかかりました・・・。

  • 有名すぎるほどの表題作「白痴」を含む短編集。
    私は「白痴」よりも「青鬼の褌を洗う女」が強烈に好きである。

    私の好みはさておき、本書収録の短編はどれも
    坂口安吾の優しさ、冷徹さ、知性が感じられて美しい。
    表題作が強烈なイメージゆえに、本書を手に取らない人が
    いるとしたら非常にもったいない。

  • 全編を通してショッキングな内容に驚いた。

    世間体や常識から考えると非難されるであろう不埒な浮気癖のある登場人物たち。恋愛に精神的な繋がりではなく、肉体的な欲求をもとめる。

    純愛ラブストーリーとはかけ離れたものだけど、どこか納得してしまうところもある。人生、特に恋愛面で人間の「理知」がウザったくなるときってときたまあるよね。もっと単純に求め合うことが外見上野蛮に映るかもしれないけど、純潔だったりするものなのかな。

    より理解を深めるために「堕落論」も読んでみたくなった。

  • この本ってすごい影響力があったんだろうな。あれ白痴っぽいって思う事がよくある。

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著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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