白痴 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2516
レビュー : 266
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101024011

感想・レビュー・書評

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  • 昔のエロ小説集。どこが名作なのか分からない。あまりのつまらなさに途中挫折。

  • 『不連続殺人事件』が割と面白かったので、この人の代表作に手を出してみた。
    まぁ~……面白くない。
    太宰や芥川の時代の人らしく、薬漬けの頭から生まれる文章は理解できないところが多い。
    短編集だったので、何とか読めたけど。
    そのうちの2作は女性が主人公で、少し読みやすかった。

  • 哲学とか思想というとあいまいで
    ファッションとか姿勢というほうがよりちかい
    在り様ひとつのありかたとしてあこがれる向きの多い立ち方
    それを短い文章でかつある程度の時代を越えてあり続け差閉めていることについて
    文句なしの作品

  • 短編集。全部同じ話を違う人から見た話かと思うような内容。もう一度読んでみないとわからない。少し間をおいてもう一度読んでみます。野田秀樹の舞台を観て興味を持った初坂口安吾でした。

  • 白痴の女が伊沢の家にずっといて気違いと母親は何をしていたんだろう。

  • 美しい最期を遂げられなかった人たち、
    あれから生き残ってしまった人たちの虚無、
    その後の生活が描かれている。

    現実主義ときどきセンチメンタル

  • 当たり前だけど戦争がこの時代の文豪に与えた影響では計り知れないなあと
    世界が終わるかもしれないという恐怖とある種の期待のようなもの、、これって三島が感じていたのと同じだとおもった。

  • 坂口安吾読んでみたかったんだけど,私には難しかった.
    もう少し歳とってから読み直してみよう.

  • 引用 頁六一〜 

    「私はあなたを嫌っているのではない、人間の愛情の表現は決して肉体のものではなく、人間の最後の住みかはふるさとで、あなたはいわばそのふるさとの住民のようなものだから、などと伊沢も始めは妙にしかめつらしくそんなことも言いかけてはみたが、もとよりそれが通じるわけではないのだし、いったい言葉が何者であろうか、何ほどの値打ちがあるのだろうか、人間の愛情すらもそれだけが真実のものだという何のあかしも有り得ない、生の情熱を託すに足る真実なものが果たしてどこに有り得るのか、すべては虚妄の影だけだ。」

    頁一六四〜 
    「私は女が肉体の満足を知らないということの中に、私自身のふるさとを見出していた。満ち足りることの影だにない虚しさは、私の心をいつも洗ってくれるのだ。私は安んじて、私自身の淫慾に狂うことができた。何物も私の淫慾に答えるものがないからだった。その清潔と孤独さが、女の脚や腕や腰を一そう美しく見せるのだった。」

  • いくつかの短編でできています。
    中でも『青鬼の袴を洗う女』に綴られている、込み入った、それでいて淡白な文章がたまらなく好きです。戦争経験者ではないけれど、戦時中の生々しい雰囲気がそこはかとなく伝わって来て、面白かったです。

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著者プロフィール

1906年、新潟生まれ。評論家、小説家。おもな著作に『風博士』『堕落論』『白痴』など。1955年没。

「2019年 『復員殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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