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- 本 ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101024141
感想・レビュー・書評
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女性から見た男性の恋愛観や友情を描いている。
あとがきでは、この作品は非現実的な点が面白い、と書かれていたが、必ずしもそうではないと思う。
自分の正義を純潔に貫いて生きる登場人物3人の姿はとてもたくましく、惚れてしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勇と滝子の前に20年ぶりに現れた高秋。司法試験では高秋が勝利し、滝子(愛)に関しては勇が勝利した。20年ぶりに復活した不思議な三角関係を通して、三者の生き様を描く。<br>
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プロローグがミステリーです。短いプロローグに続いて本編が第1部、第2部とあり、最後はやはり短いエピローグで締めくくられています。私は第1部の終わり頃と、第2部の終わり頃の2回、プロローグを見直してみました。何度か見直したい衝動に駆られます。<br>
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勇の生き方が面白い、というか解る気がする。3人ともかなり見栄を張って生きているところがあり、誰でもありそうな一面を強調しているようにも思える。<br>
多少ミステリーじみており、プロローグは誰の話なのか?とか、そのほかあれやこれや途中で推理できます。でも、それはメインではありません。<br>
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おしまいに、作者との対談が付いていますが、これが結構興味深いものでした。
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著者プロフィール
高樹のぶ子の作品





