マイマイ新子 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101024226

感想・レビュー・書評

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  • 2011年1月20日購入。
    2016年6月7日読了。

  • 昭和30年くらいのお話。
    新子という女の子が主人公。

    新子は何度も「素直じゃない」って怒られていたけれど、とても自分に素直な子だと感じた。

    顕微鏡でいろいろなものを見るのってすごく楽しい。
    私も今度実家に帰ったときには、顕微鏡を出してみようと思った。

    顕微鏡、緑のハンモック、千年の川・・・。
    たくさんの素敵なものに囲まれいて、ちょっとうらやましかった。

  • 英語でヒューヒュー笑えたぁ
    赤毛のアン というより ちびまる子ちゃんとか ムーミンを見ている感覚で 読みました

  • 子供の頃の、素直な感性を思い出させる物語です。一つずつ新しい感情を覚えていく新子ちゃんの、説明のつかないフクザツな思いに、揺さぶられました。
    病院の待合室で読んで没頭していて、うっかり看護婦さんに探しに来られました。呼ばれているのに気づかない程、没頭していたみたい・・(笑)。
    読んでる間、新子ちゃんにシンクロしてしまってました。

  • 誕生日に顕微鏡をくれるお父さんって素敵だなと思った。

  • 大人たちがまだ戦争を引きずっていた時代。冷蔵庫や洗濯機、テレビなんかが普及する前の時代。誰もが貧しかったけれど、貧しさを恥としなかった時代。人と人との関わりが濃密だった時代。昭和30年の田舎町が物語の舞台です。
    主人公の新子は9歳。マイマイというのはつむじのこと。新子のつむじは額にあって、嬉しかったり、悲しかったり、怒りがこみ上げてきたり、心がざわざわするときは、面白いことにそのつむじの毛がムズムズするのです。
    大人にとって些細なことが、子供にとっては大事件。新子は日々のちょっとした出来事や、家族や友人、そのほか自分を取り巻く人々との関わりの中で、少しずつ、少しずつ成長していきます。
    いま新子ちゃんがご健在ならば、60歳を越えています。素直で、正義感が強くて、お転婆だった女の子は、いったいどんな大人になっているのでしょう?
    それにしても、子供の頃の一日は、とても、とても長かったなぁ。

  • ほのぼのした話、一話、一話で完結!
    なにか感動することとかもとくにはないけれど・・・
    ちょっと中途半端な気もしないでもない。

  • おでこにつむじのある(マイマイ)9歳の新子が自然が豊かに残る昭和30年代に経験した日常の出来事がいきいきと描かれています。仲良しのおじいちゃんと自然探検に行ったり、友達とカタキウチに行ったり・・・まだ自分が生まれていない30年代が舞台ですが、まるで見たことのあるような懐かしく微笑ましい情景がそこにはありました。作者は日本版赤毛のアンを書きたかったとあとがきで言っています。私は読んでいてトトロの風景が浮かんできました。後半にはればなるほど、奥が深く、読ませるお話になります。子供たちにも読んで欲しいすてきなお話でした。

  • 日本版赤毛のアン。映画よりやっぱり原作が好きだったな。
    れんげ畑を走り回っていたあの頃を懐かしく思い出しました。

  • 瑞々しく爽やかでいきいきとして、でも少しノスタルジー。「カタキウチ」にいく話がよかったな。金原さんの解説がまたすばらしい。アニメにしたくなる気持ち分かる気がします。DVDになったら観てみようと思います。

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著者プロフィール

高樹のぶ子(たかぎ のぶこ)
1946年山口県防府市生まれ。東京女子大学短期大学部教育学科卒業後、出版社勤務を経て、1980年「その細き道」を「文學界」に発表。1984年「光抱く友よ」で芥川賞、1994年『蔦燃』で島清恋愛文学賞、1995年『水脈』で女流文学賞、1999年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨文部科学大臣賞、2010年「トモスイ」で川端康成文学賞を受賞。2009年紫綬褒章、2018年文化勲章をそれぞれ受章。他の著書に『マイマイ新子』『甘苦上海』『飛水』『マルセル』『香夜』『少女霊異記』など多数。

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