一発屋芸人列伝 (新潮文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 新潮社 (2020年11月30日発売)
3.58
  • (10)
  • (27)
  • (30)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 291
感想 : 34
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784101024615

作品紹介・あらすじ

やがてブームは終わり、世間は彼らを「一発屋」と呼んだ。大ブレイクを果たしたのちテレビから姿を消した芸人たちの人生はしかし、その後も続いている。自身も一発屋芸人と呼ばれた著者が、コウメ太夫、ジョイマン、波田陽区、キンタロー。、スギちゃんなど12組の芸人に取材。不器用ながら一歩ずつ前に進むそれぞれの今に迫る。編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞の、感涙ノンフィクション。

みんなの感想まとめ

一発屋芸人たちのその後に焦点を当てた本作は、ブームが去った後の彼らの人生を追う感動的なドキュメントです。著者自身も一発屋芸人であり、彼らの苦悩や成長を温かく描写しています。取材対象にはコウメ太夫やスギ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山田ルイ53世さんの文は非常に上手い。
    他の芸人へインタビューしてその一発屋ぶりを書く様子は少々例え表現の多さに胃もたれしそうになる。
    白眉は、髭男爵(つまり自身)の結成から現在までを書いた最終章と尾崎世界観の書く解説。一人称目線だからなのか、実寸大のもがき感を持った。

  • 前作(? 「引きこもり〜」)の方が面白かった。
    途中のツッコミが少しウザいと言うか鼻につく…

  • 2022年6月29日読了。コウメ太夫、テツandトモ、スギちゃんなど錚々たる「一発屋芸人」の面々、彼らに取材し一発屋になった「その後」の日々を追うドキュメント。同じ一発屋芸人でありながら今や文筆家となった著者のツッコミ混じりの文章は厳しくも温かい(まあ、苦言を呈する感じが少々鼻につくところもあるが)。一時期もてはやされた芸人・タレントをTVで見なくなるとすぐ「あいつは消えた」と言いがちだが、芸人であればイベント余興や地方営業で十分食っていけるし、一発屋といっても実力のない芸人が瞬間風速で脚光を浴びるケースばかりではなく、もともと地力がある苦労人が一発屋となり多くの人の目に触れ、その後迷走しながら最終的には本来の実力に応じたポジション・仕事を獲得しているケースが多い、のかもしれない。現代のインフルエンサーたちはどうなのだろうか?

  • 知らなかった芸人の裏話が面白いです。
    ただ、文体があまり好みでなかったので、せっかくのエピソードを邪魔しているように感じてしまった。
    なんで本人に聞いているのに、自分の解釈でねじ曲げてしまうんだろう?
    あぁ芸人さん視点って感じでした。

  • 髭男爵の山田ルイ53世が参加している一発屋芸人会にいる一発屋がどのようにして、一発当てたか、何で落ち目になったか現在の姿などが山田目線で描かれる。少し山田の口調や文章が難しく堅苦しいのが多いためだから伝わらなかったんじゃん?と思ってしまう

  • たしかに、芸人さんやミュージシャン、絵描きさん、その他アーティストに対して、自分はどこか上から評価している気がする。まあ、選ぶのはこちらなので、当然と言えば当然だが、「その厳しい目、自分自身の人生に向ける勇気ある?」と言われれば黙り込んでしまうだろう。一発当ててる事はすごいことだし、何かを産み出している人は偉大だと思う。山田ルイ53世の文章すごく面白かった。僕もいつか、何かを産み出せる人間になりたい。

  • アワヒニビブリオバトル100回記念タイマンビブリオバトル第10戦テーマ「お笑い」で紹介した本です。
    チャンプ本。
    2023.6.10

  • ちょっと話があっち行ったりこっち行ったり、少し昔のテレビ番組みたいな、うちわ受けふうな箇所もあるけど楽しく読めました。お笑いのみなさんも大変だ…。

  • 中々の文才‼️
    言葉の使い方が上手い‼️

  • 芸人って、どこか割り切っていて、あんまりガツガツしていないように見える。しかし、先日読んだ「天才はあきらめた」の山ちゃんはかなりガツガツしていた。ガツガツしていない人がたまたま当たったりすると一発芸人になるのかもしれない。

    山田ルイ53世の文章は面白い。文筆でもやっていけるんじゃないだろうか?

    ヒグチくん自身は山田が書いている通り普通の人で面白くないが、修猷館卒というのが似合わなすぎるのと、ワイングラスでチーンとやりながらワインエキスパートの資格を取ったという、経歴では笑える。

  • 文才があってとても大好きです。

  • 上手く言おうとしてあざとく感じ、後半は食傷気味でした。でも、連載物だったということでしょうが無いのでしょう。

    さまざまなお笑い芸人の人となりや、お笑いへの熱量などが垣間見えてとてもおもしろかったです。

    ただ、山田ルイのちょっと面倒くさい感じも垣間見えていましたけど。

    クルマの運転中にラジオを聞くんですけど、山田ルイがパーソナリティの時って、悲しくなるくらいつまらないんですよね。
    だけど、そんなことも気にならないくらいおもしろかったです。

  • 上手いことを書こうとしすぎて、こそばゆかった。
    最後の尾崎世界観の解説目線なるほどなぁ

  • 第100回アワヒニビブリオバトル第2部タイマンビブリオバトル 第10戦「お笑い」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。
    2023.6.10

  • 上手いこと言おうとして例えが多過ぎる。

  • 山田ルイ53世めっちゃ文才ある。

    僕らは光の部分しか見てないけど、その裏側や日が沈んだ夜にも注目してて、なんか応援したくなります。

  • 一発も当てることなく芸人の世界を去る人たちも多いのだから、一発あてたこと自体がすごいことのはず。
    だけど世間は、一発しか当てられなかったやつという目で彼らを見る。
    ブームの時はちやほやして、ブームが去ると見向きもしない。
    「あいつら、どこいった?」「死んだらしいよ」
    無責任なうわさが飛び交う。

    「あいつら、どこいった?」
    ――ここにいるよ
    「死んだらしいよ」
    ――生きてるよ

    ネット上を走るうわさに一つ一つ答えたのはジョイマンのラップの方(高木晋哉)だが、答えようと答えまいと、テレビに出なくなっても生きていかなければならないのだ。
    どっこい生きている一発屋たちのその後を、髭男爵の山田ルイ53世が丁寧に取材し、適度な距離感をもってその姿を描く。

    適度な距離感。
    近すぎてなあなあではないということだが、近いからこその辛口コメントがちょっと気になる。
    その後の関係に支障はきたさないのだろうか。

    お笑い芸人ということを充分に意識した文体は、ちょっとうるさいなと思わないでもないけれど、おちゃらけた文章の陰には冷静な分析がしっかりと存在しているので、お笑い芸人に興味のある人は一度読むといいと思う。

    ちなみに私は、テツandトモと髭男爵は大いなるマンネリと言われても、そのスタイル一本で勝負していいと思っている。
    テツトモは芸達者で面白いんだけどね。
    それは営業で見せればいいと思うよ。←なに様?

  • とても面白かった。単なる仲間内の褒め合い、傷のなめ合いではなく、非常に分析的で、かつ仲間への愛がしっかり伝わって、文章としても読みやすく、男爵様の筆力は相当なものだと感じた。
    これからこの本に登場した一発屋芸人の皆さんをテレビで見かけた時、彼らの芸の鑑賞ポイントが良い意味で確実に変わると思う。芸についての分析で、私が特に唸ってしまったのは、とにかく明るい安村とアキラ100%の裸芸の比較についてだった。たかが裸芸と侮るなかれ。こういう解説を、他の芸人さんについても読んでみたい。また、男爵様は自身の学生時代やお子さんとの関係についても本を書いているので、それらも読ませてもらおうと思う。

  • 一発屋になる勇気すらない奴が笑うなよ(笑えよ)

  • 久しぶりに読みながら声を出して笑ってしまった。

全31件中 1 - 20件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

山田/ルイ53世本名・山田順三(やまだ・じゅんぞう)。お笑いコンビ・髭男爵のツッコミ担当。兵庫県出身。地元の名門・六甲学院中学に進学するも、中学2年に引きこもりになり中退。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学も、その後中退し上京、芸人の道へ。「新潮45」で連載した「一発屋芸人列伝」が、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞し話題となる。

「2018年 『ヒキコモリ漂流記  完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田ルイ53世の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×