地獄変・偸盗 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2022
レビュー : 175
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101025025

感想・レビュー・書評

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  • 芥川賞と共に芥川龍之介を知ろう計画。

    「地獄変」はよいです、炎の燃えるかんじが右の頬の上の方に感じられます。芸術ってこういうものかもしれませんね。

    「六の宮の姫君」も好きでした。普通なら帰ってきた男君が謝って本宅に連れられてハッピーエンドになりそうですが、ならないところが面白かった。姫君が姫君たるゆえに、極楽も地獄も、どころか、恋も愛もしらないから、なのでしょうね。

  • 自分の娘の死と引き換えに自分の芸術を完成した良秀。
    まさに地獄をさまよい歩いた心地だったのだろう。
    芸術家の執念というか生きざまというか、自分はそんな考えにはならないと思った(笑)

  • 20120513

  • 「読書力」の35ページにある本…
    法政大学第一中・高等学校で岩井歩教諭が実践した、定期テストに読書問題を取り入れた実践。

    5冊目…高1の定期テストに

    気持ち悪いです。あまり、読みたくない本でした。

  • 気味の悪さ。
    異様さ。
    そんなものを感じました。
    醜いなかに、
    歪んだなかに、
    一種の一握りの美を煮詰めたような感覚です。
    う~ん、
    唸ってしまいましま。
    そしてその後が続かない…。

  • 20120325 高校以来か?あの頃読んであらすじだけ覚えている。今読んで古さを感じないのはテーマのせいか。

  • NHKのテレビ番組のJブンガクを見ています。
    2010年の9月に 地獄変を紹介していたので読み直しました。

    ただ美しい火焔の色と,その中に苦しむ女人の姿とが,
    限りなく心を悦ばせる ー そう云う景色に見えました

    というくだりを

    Instead, the stunning colors of flames and the sight of a woman suffering within them seemed to give him joy beyond measure. This is how it all looked to me.

    と訳していました。 最後のto me は思い至りませんでした。

    へー,そう訳すんだと
    地獄変 の中身と英語の勉強になりました。

    英語にしてみると地獄変 の良さと日本語の良さを再認識できることが分かりました

  • 一度は読みたい地獄変

  • 『今昔物語』『宇治拾遺物語』からヒントを得た作品たち。
    特に印象的だったのは愛憎渦巻く「偸盗」、残酷だが引きこまれる「地獄変」
    今まで拾い読みしかしてこなかったが、文庫一冊分通して読んでみて文章の美しさに感動した。

  • 【読了】芥川の王朝もの。やっぱり「地獄変」は傑作!グロテスクな美と倒錯の世界。頭に映像が浮かぶ。極彩色で。
    他には「六の宮の姫君」がよかった。「極楽も地獄も知らぬ」…哀しいなぁ。

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著者プロフィール

小説家(1892-1927)。東京帝国大学文科大学英文学科卒業。創作に励むかたわら、大阪毎日新聞社入社。「鼻」「蜘蛛の糸」など数多くの短編小説の傑作を残した。1927年、服毒自殺。

「2020年 『羅生門・鼻・蜘蛛の糸 芥川龍之介短編集 Rashomon, The Nose, The Spider Thread and Other Stories』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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