ロシアよ、我が名を記憶せよ (新潮文庫)

  • 新潮社 (2022年7月28日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784101031828

作品紹介・あらすじ

帝国海軍軍人の廣瀬武夫とロシア軍中佐の令嬢アリアヅナ。ペテルブルグで出会った二人は将来を誓いあう。一緒に日本で暮らす夢も膨らむ。だが戦争は不可避、日本も反ロの気運が満ちた。二人の愛の行方は……。開戦。決死の作戦行直前、廣瀬は彼女宛にロシア語の手紙を残し、激戦の海上で渾身のメッセージを刻んだ。一人の軍人の知られざる想いを通じ、明治日本の戦争と平和を描く感動作!

感想・レビュー・書評

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  • 愛を誓ったのに、国のために戦いで散っていった廣瀬、それを待っていたアリアヅナの気持ちを思うと、胸が苦しい

  • 日露戦争の旅順港閉塞作戦で戦死した広瀬中佐とロシア人女性アリアヅナの、戦争によって引き裂かれる愛を、広瀬の後輩である加藤寛治の視点も交えて描いている。

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著者プロフィール

1939年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒。63年産経新聞に入社し、大阪本社編集局社会部長、同編集長、東京本社論説委員長を歴任。92年『ソウルに消ゆ』(筆名・有沢創司)で第5回日本推理サスペンス大賞受賞。古代史を体系的に描いた「古代からの伝言」シリーズで話題になる。

「2010年 『青雲の大和 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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