#真相をお話しします (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101032634

作品紹介・あらすじ

島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になることを夢見た僕らの末路は……(「#拡散希望」)。マッチングアプリでパパ活。リモート飲み会と三角関係。中学受験と家庭教師。精子提供と殺人鬼。日常に潜む「何かがおかしい」。その違和感にあなたは気づくことができるか。新時代のミステリの旗手による、どんでん返しの五連撃。日本推理作家協会賞受賞作を含む、傑作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙の絵の迫り具合が、何か気になったので読んでみた!

    「事実は小説よりも奇なり」って言うけど、そんな感じ!
    まぁ、小説なんやけど(^^;;
    何か変?って思う。

    そんな感じの短編5つ!
    テーマは、

     中学受験(「惨者面談」)
     マッチングアプリ(「ヤリモク」
     精子提供(「パンドラ」)
     リモート飲み会(「三角奸計」)
     YouTuber(「拡散希望」)


    「惨者面談」
     家庭教師の営業の面談。
     何か変やけど、気付かんかな?
     しかし、子供も…

    「ヤリモク」
     これ、結構好き。
     (注意 この言葉の内容が好きとかではない!)
     いやいや、ヤリの目的が…
     この言葉の意味する普通の目的もあかんけど…これはもっとあかん!

    「パンドラ」
     自分が苦しんだことを思い返して、提供する訳やけど、頭では分かっててもね…

    「三角奸計」
     大学時代の友情は、健在やな!
     あかんけど…

    「拡散希望」
     親最低!
     子供、可哀想過ぎる!
     こんな奴らに、子供持つ資格ないわ〜!
     どうせバレる時来るのに、目先だけで!
     アホちゃう〜〜〜!

    スイスイ読めて、なかなか楽しめました!


    ***************
    日曜日に映画館行って来た〜!
    今回は、
    「エイリアン:ロムルス」

    しかし、ScreenX with DolbyAtmosええ感じやわ。料金高いけど。
    揺れたり、水飛沫かかるより、ええわ。

    まぁ、オマージュ満載はええ感じやけど、内容的には、同じ感じ。
    これ、一作目と二作目の間の時間帯に当たる。
    要はリプリーが57年間の眠りに入っている間の出来事。
    って事は、なんぼリプリー頑張っても、あちこちにエイリアンおって、何の役にも立ってないって事にならんの?

    これは、ウェイランド・ユタニ社の勝ちか…
    ラスボスは、気色悪い…_| ̄|○
    もうエイリアンやないし…進撃の巨人か…

    映像は、綺麗で良し!

    • ultraman719さん
      「ヤリモク」は、そんな感じかな?w
      あかんよ!そんな事したら!w

      エイリアンは、もう同時多発テロ方式なんで、リプリー1人では、ムリかも?w...
      「ヤリモク」は、そんな感じかな?w
      あかんよ!そんな事したら!w

      エイリアンは、もう同時多発テロ方式なんで、リプリー1人では、ムリかも?w
      ユッキーさんも手伝って!w

      Atmos良いね〜!4DXより良いわ〜!
      ヴェノムは、観るのに良いかも?
      2024/09/16
    • ゆーき本さん
      ヤリモクだけ漫画で読んだなぁー。
      なるほど!殺り目ね!怖っ!
      ヤリモクだけ漫画で読んだなぁー。
      なるほど!殺り目ね!怖っ!
      2024/09/17
    • ultraman719さん
      良くこんな言葉を更に悪い方に、変換できるのか!って思って感心してしまいました^^;
      良くこんな言葉を更に悪い方に、変換できるのか!って思って感心してしまいました^^;
      2024/09/17
  • 現代の日本の社会で話題性のあるテーマを
    ミステリに仕上げた、短編集

    「拡散希望」 これが
    2021年第74回日本推理作家協会賞でいいのかな

    テーマはYouTuber 家族
    離島に暮らす子供達
    YouTuberになりたいね、何気無い会話から
    何故か 周囲から引かれていく
    これは、寒気が
    ここまでくると狂気

    「惨者面談」
    テーマはお受験家庭教師
    「ヤリモク」
    テーマはマッチングアプリ
    この2作は コミックの無料分で読んでいました
    読んでいなければ、真相をすぐには理解できなかったかもしれない

    「パンドラ」
    テーマは不妊治療と精子提供

    「三角奸計」
    テーマは リモート飲み会
    奸計は、悪だくみ
    実現するには 準備が大変かも

    どの作品もストーリーに仕込まれた歪みが
    ミステリの裏の真相になっています
    さらりと読めるけど 一癖あります

    • おびのりさん
      おそらく、何かしらの賞を取ったものは
      文庫化された時 100冊に入れていると思います
      人それぞれ趣味が違うので
      わかりませんが
      私的には も...
      おそらく、何かしらの賞を取ったものは
      文庫化された時 100冊に入れていると思います
      人それぞれ趣味が違うので
      わかりませんが
      私的には もっと面白くない本にも
      出会います笑
      2024/09/25
    • bmakiさん
      確かに、人それぞれですよね。私は『文身』が全然ダメでしたし。。。。゚(゚´ω`゚)゚。
      確かに、人それぞれですよね。私は『文身』が全然ダメでしたし。。。。゚(゚´ω`゚)゚。
      2024/09/25
    • ultraman719さん
      これ、スイスイ読めますけど、それなりに面白かったです。
      「ヤリモク」が、そっちの目的かい!って思ってました。更に捻りあるし。
      これ、スイスイ読めますけど、それなりに面白かったです。
      「ヤリモク」が、そっちの目的かい!って思ってました。更に捻りあるし。
      2024/09/26
  • 結城真一郎『#真相をお話しします』新潮文庫。

    本屋大賞ノミネート、日本推理作家協会賞と話題にあふれた作品の文庫化らしい。

    5編から成る短編集。腹立たしくなるくらい面白くなかった。今の時代、こういう軽く読める本が人気になるのだろうか。どこのどの辺が面白いのか教えてもらいたい。こんな作品が本屋大賞にノミネートされ、日本推理作家協会賞を受賞するなど信じられない。

    おいおい、村上貴史が珠玉の5編と絶賛してるぞ。

    『惨者面談』。犯罪者年齢の低下、犯罪の凶悪化。いつ何処で犯罪が起きてもおかしくない世の中になって来た。タイトルの『三者面談』ならぬ『惨者面談』はギャグなのか。結末に驚愕することもなく、不快になるばかりの短編だった。

    『ヤリモク』。娘がパパ活で大金を稼ぎ、ブランド品を買い漁るというのも今の時代ならあり得るだろう。パパ活を利用した美人局もあるのだろう。そういうパパ活娘を狙った殺人なんてのが起きても不思議ではないし、最後のオチも直ぐに解かるようなありふれた物だった。

    『パンドラ』。訳が解らぬ。全く理解出来ない短編だった。有名な連続殺人鬼を夫に持つ女性に精子提供した男が15年後にその時に産まれた娘と会うが、男の血液型が合わない。

    『三角奸計』。これも全くつまらない。リモート飲み会で男女関係が発覚し、友人同士でもめるというどうでも良い話のようだが。

    『#拡散希望』。尻すぼみにつまらなくなり、腹立たしい気持ちが先走り、読むのもイヤになった。これも全くダメ。タイトルにハッシュタグが付いている辺りから怪しいと思った。

    本体価格590円

  • SNS、精子提供、リモート飲み会 etc
    現代の技術を元に展開されていく5編の短編集。切り口が現代的で面白く結末もビターで面白かったです。

    <惨者面談>
    中学受験がメインの家庭教師が家庭訪問先で起きたストーリー。
    母親の違和感や子供が暗に伝えようとした事はなんとなく想像がついたものの、その後に明かされた真相でひっくり返されてしまいました。この中では一番ハッピーエンドに近いのかなとも思いました。悠君、本当に凄い子だなぁ。

    <ヤリモク>
    マッチングアプリを題材にした作品。
    一番切ないなぁ。娘をマッチングアプリの被害から守るためにしていたことを娘のグループにしてしまうなんて。何の罪もない人を殺した主人公も主人公なのだが。やっぱり語り部・推理手でも信じてはいけないと思いました。

    <パンドラ>
    一番地味だったけど、一番ありそうなストーリーだと思いました。
    精子提供で他人の女性に提供し、誕生した娘は本当に自分の娘なのかという謎に迫るミステリー。東野圭吾さんのようなDNAを題材とした作品。最初の血液型の話から文系と理系の伏線がうまく回収されていてとても面白かったです。

    <三角奸計>
    リモート飲みを題材とした作品。
    こっちもまぁ想像がついたかなとは思っていたけれど、最後のオチに全てやられてしまいました。まさか、茂木までグルだったとは思わなかったです。

    <#拡散希望>
    YouTubeと田舎というテーマを組み合わせた作品。
    これが一番壮大でびっくりしたエピソードだったかなと。YouTubeを規制して見れないようにするのは、子供だからかと言っていたらまさかそんな理由だったとは...。これは3組の両親が悪いと思うよ。子供を山車に使って荒稼ぎして、バレそうになったら殺害して、その子供に復讐されるのだもの。彼らがやルーがどうなるのか分からないところも良い味を出していて良かったです。

  • ブグログ内でもずっーと前から、この表紙に目が焼き付けられていたせいか、文庫本出たので思わず手に取りました。
    かなり期待値勝手に上げていたので★2になっちゃうけど、なんの前評判なく読んでたら★3かな(・・;)

    短編で読みやすいんだけど、
    シチューエーションも現代時代のあるあるでわかる。でもー最後そんな事あるー!?ってかなり現実的になってしまう自分がいて。すみません(><)

    んー、、、短編ミステリーだと他と比べてしまうというか、むー。。好みの問題ですねー
    なんでどうしてそこと繋がるわけ?ありえなくない?とか思ってしまい(^◇^;)

  • 漫画で既読。やっぱり設定が現代だとリアルで面白い。
    普通だとなかなか思いつかないよこんなこと…
    それからどうなるの?!と惹きつけてやまない設定ばかりで内容は知っていても一気読みできてしまった。人にも割と勧めやすく読書苦手な人でも楽しめるんじゃないかなあと。

  • 一つ一つ、
    あーそういうことかー…
    としっかりどんでん返される。

    最後のお話が地味に怖かった。
    承認欲求の最終形態な気がする。

  • 面白かったー!
    1話がそんなに長くないのにどれも楽しめる♪

  • ミステリー短編には極端ないいところと悪いところがある。

    いいところとしては「読みやすい」点。話が分かりやすくて、落としどころもすっきりする。
    悪いところとしては「厚みがない」点。読みやすく作る上で、登場人物の情報やバックボーンは不明な点が多く、後乗せサクサクとはいかない。

    本著においても同様のことが言える場面は確かにあった。ただこの作品のタイトルは、恐らくそういう不都合設定を全て晒す、つまり「真相をお話しします」ということなのだと気付いてから、まさしく秀逸な作品だと思った。

    何にしろ、この話は登場人物が真相をすべて話すのだ。どういう経緯があったのか、この時何があったのかなど、読者の落としどころを強引に斬り込んでいく。すべて読み終わった後に残る「物足りない」感は確実にある。しかし、タイトルを読めば分かる。「真相をお話しします」なのだ。

    短編では下手な素人の勘繰り考察が出回るものだが、今作は結城真一郎さんなりの「行間読めよ」というツッコミだと思った。

  • 島育ちの仲良し小学生四人組。あの日「ゆーちゅーばー」になる事を夢見た僕たちの末路は……(『#拡散希望』)
    現代的なテーマを取り込んだ5編を収録した短編集。


    2023年本屋大賞ノミネート、映画化も決定した話題のミステリ短編集です。

    リモート飲みやマッチングアプリ、YouTuberなど、収録されている5作それぞれに現代的な設定を取り込んでいて、いかにもそういった電子機器やSNSに馴染んで育ってきた若い作家さんという感じのストーリー。何気なく出てくるUber Eats 、GPSアプリ、iPhoneなどのリアルなアイテムの存在もあり、新世代の作家さんだなあという感じがします。

    『#拡散希望』について。
    ここまでではないにしても、YouTube見ていると時々子供や恋人、ペットなどを再生回数を稼ぐための道具やおもちゃのように思っているのでは、と感じるような配信者がいて怖くなる時があります。大分誇張されているけど、承認欲求や自分・他人の人生のエンタメ化の末路って感じ。ぞっとしました。

    全体的に、ミステリとしてみるとちょっとオチが察しやすい話などもあるものの、『世にも奇妙な物語』的などんでん返しや驚きがあって面白いです。映画化するそうですが、確かに映像にしても映えそうな感じがします。

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著者プロフィール

1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、19年に同作でデビュー。20年『プロジェクト・インソムニア』を刊行。21年「#拡散希望」で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。22年、『救国ゲーム』が第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出。近刊は『#真相をお話しします』。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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