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本 ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784101033617
作品紹介・あらすじ
「詩の芥川賞」こと中原中也賞を最年少18歳で受賞。〈JK詩人〉〈学生詩人〉ともてはやされるも、大学を卒業した今、ただの世間知らずで夢見がちな女に……。そんな自分と向き合うため、未知の現実へ踏み出そう。キックボクシング、八百屋、テレビ出演、そして、恋愛。臆病な冒険の先に広がる景色は――。誰の内にもある繊細さと密やかに響き合うエッセイ集。巻末に谷川俊太郎氏との対談を収録。
感想・レビュー・書評
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キックボクシング……。あっさりしか書いてないけど私もやったことあるからわかる部分がある……。臆病な詩人がキックボクシングをやるギャップが面白い。アイドルにも苦悩はあるね。
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【もしもし、もしも、詩】
詩人と聞くと吟遊詩人か高等遊民かしか思い浮かばないくらいには知識もなく(そもそも高等遊民は詩人ではないということは置いておいてくれ)、筆者の方のことも知らなかった。
ただ背表紙のタイトルに惹かれて読んでみた。
詩人(詩を作り嗜む人)は(人ほど?)、反射神経ではなく頭の中でグルグルぐるぐる考え、出力し、修正し、また生み出しているのだと、そしてそれは当たり前だと思われていないのではと、考えた。
「いや私は反射で当意即妙に詩を編みますよ」という人がいたらすまない。私は詩人のことをよく知らないんだ。 -
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