集金旅行 (新潮文庫 い 4-4)

著者 : 井伏鱒二

• 新潮社 (1957年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[dxkmaiさんの感想 · 2020年2月10日]

本作は今でも芝居もあるらしいです。井伏氏らしいユーモア溢れる筆致で、一人一人が起こす迷惑ごとがうねりになって、わーっと体を持っていかれるような感覚、ラストでホッと息の抜ける気分、これを味わいたくて何度も井伏作品を読みます。

[なつめさんの感想 · 2008年9月23日]

『集金旅行』再読。

[yaketyyakさんの感想 · 2008年9月3日]

心温まる佳作。
ユーモアがありつつ気品のある文章。
表題作は中村登監督の映画（佐田啓二、岡田茉莉子出演）にもなっている。
山陰の風景が美しい、いい映画だった。

[もりさんの感想 · 2006年9月3日]

2006/7/30購入
2010/12/9購入

著者プロフィール

井伏鱒二　（１８９８‐１９９３）
広島県深安郡加茂村（現、福山市加茂町）出身。小説家。本名は井伏満寿二（いぶしますじ）。中学時代より画家を志すが、大学入学時より文学に転向する。『山椒魚』『ジョン万次郎漂流記』（直木賞受賞）『本日休診』『黒い雨』（野間文芸賞）『荻窪風土記』などの小説・随筆で有名。

「2023年 『対訳　厄除け詩集』 で使われていた紹介文から引用しています。」