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本 ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101034614
作品紹介・あらすじ
寛永十二年、熊本藩主・細川忠利の剣術指南役を務める松山主水(もんど)大吉が暗殺された。主水の隠し子・十兵衛は父を襲った十五人の刺客を続けざまに斬り裂く。二階堂平法秘伝の技〈心(しん)の一方〉によって。僧形の鬼・大悲(だいひ)を連れ、父の暗殺を企てた者への復讐を誓う十兵衛。だが、金色の髪に深い海のような瞳をもつ少女と出会い……。時代伝奇小説の新たな傑作! 日本ファンタジーノベル大賞2018受賞作。
感想・レビュー・書評
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★4.5
オススメ!あっという間に読み終えた。今までに読んだことのあるお話とは少し設定を異にする時代劇ファンタジーだった。主役は十兵衛ではなくて、十兵衛に憑いていた鬼の方だよな。 -
なんか鬼滅っぽいし、ダンまちっぽくもない?
作品としては面白かったです
この先の展開も期待できそうなストーリー -
父を殺された少年、美形の僧で実は鬼、金髪・ブルーの瞳・美少女。この三人組が島原目指して山の中、海の上のお話し。 時代の背景や歴史上の登場人物を基礎知識として知った上でならいっそう楽しめたのかも。 ややおすすめです。
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ファンタジーノベル大賞出ということで楽しみにして手に取った。
鬼滅っぽいなーと途中から思い始め。
これは続編があるのかな?
私が読んだのは単行本だけど、文庫になってるのね。 -
初めましての作家さん。
読み友さんが勧めていたので読みました。
仇討ちものと、簡単に括る事のできない歴史伝奇もの。
主人公の十兵衛は、父を暗殺した刺客を抹殺しながら、
山中に入ったところ、超絶美形の鬼が憑くことになり、
更に、金髪碧眼の美少女を助けることになり、
更に美少女を狙っているのが、アレだったりして・・・
いやぁ~楽しかったぁ~
まさに美味しいとこどりの物語
それなのに、歴史伝奇ものとして成立している
日本ファンタジーノベル大賞バンザイです。
この著者の他の作品も読みたくなりました♪ -
どうにもならない気持ちを表現してて良かった。
久しぶりに、表紙とあらすじで買ったけど
当たりだった。
なんとなく九州の地理関係が分かってたから余計に面白かったかも。戦国時代とファンタジー。
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タイトルやあらすじを見て、ラノベみたいだな…と思ったが、帯で恩田陸や森見登美彦が絶賛ということで読んでみた。ら、予想以上に面白かった。天草一揆の史実から日本の神話やら鬼やら人魚やらまさしく「てんこもり」だったけれども、話がまとまったうえに緊張感あるシーンの描写もすごくて引き込まれた。
あとは現実離れしてるのはファンタジーなので良いのだが、主人公が最初から達観していて(小説の中では「老成(ねび)ている」と言われていた)、人間的成長がなくその辺りに共感できなかった。
著者プロフィール
大塚已愛の作品





