ラビット病 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.58
  • (248)
  • (224)
  • (548)
  • (51)
  • (18)
本棚登録 : 2228
レビュー : 284
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036144

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ゆりみたいな女がいたらさぞかし疲れるだろうなぁ、絶対身近にいてほしくないなぁ等と思いながら読んでいた。
    けれど、ところどころ共感してしまうところがあるのは多分、この二人の愛のかたちが、理性だとか、周りの視線だとか、そういう余計なものを取り払った、本質的なものだからなのなかなぁと。

  • エイミーの小説の中でもベスト3に入るほど好きなお話。
    とにかく可愛い。

  • 山田詠美さんワールドだなあ、という感想。
    ゆりちゃんとロバちゃんは和むけど、変な恋人たちだと思います。
    こんだけ変な子にはこんだけ純粋な人じゃないとだめなんだろうなあ、と思わされました。

  • お互いを許しあって、支えあって依存する。
    そんな恋って素敵だと思いました。

    ベタ甘だけどサクサク読める。

  • めちゃくちゃバカバカしくて
    めちゃくちゃHAPPY☆

    この10年で、一体何回読んだんだろー。
    これだけ読むとおバカっぽいけど、
    この本は、他の山田詠美を読んでから読むと何倍もいいと思う。
    山田詠美ワールドの違う描き方として読むとすごーい深いように感じるなー。

  • 学科の友達が山田さんの別の作品を読んでいて、(『色彩の息子』だったか?)そこに通りがかった別の友達が、

    「私ラビット病しか読んでないや。」
    「ああ、あれ」
    「誰だっけ男の人の名前」
    「ロバちゃんだよ!」
    「そうだ、ロバちゃんだ!」

    ……どなた?
    そんなに有名な作品なのか。名前すら知らなかった。なんたることだ。っていうか、ロバちゃん誰。ロバちゃん誰。

    まぁ、まさか、読むまではこういう話だとは思ってもいなかったよね!!物凄い勢いでいちゃこらつかれたよね!!それが全然不快じゃなかった(リア充爆発しろ的な意味で)のは、ゆりちゃんとロバートの性格がなせる技なんだろうなぁ。しかもそれが、なんていうか、あまりにも美しくて嫉妬する気になれないというよりは、こんなんになる位だったら誰かとラブラブにならなくていいや。と思わせるレベルの愛は盲目っぷり。正直、小説の中の人物だと判っているのに、ドン引きするという異例の事態。
    ロバートはともかく、ゆりちゃんなんて現実にいたら絶対に嫌なやつなのに、あんだけロバートのこと愛してる愛してる愛してる言われちゃあ。くそう、かわいいじゃないか。としかなりません。あの薄い本1冊の中に、何回愛っていう単語、でてきたんだろうなぁ。数える気にもならない程度、とだけ言わせていただきましょう。

    全体的に読みやすかったし面白かったです。不快になる作品は無いし、まぁ、そうですね、あえて言うなら、クリスマス前に恋人いない人が読んだら凹むかもしれませんね、ってくらいです。いや、積極的に恋人をつくろうという気持ちになるかもしれない。むしろ、恋人がいる人の方が危険かもしれません。自分たちはここまで愛しあえているのだろうか、と不安になるかも。だが、正直言って、現実でゆりちゃんとロバートのようなことをやっていたら、犯罪すれすれ。
    あえて難をつけるなら、一番最初の話のGASだけは、ゆりちゃんのイメージが大分違くて、その後の修正に少々手間取ったんですが、というか、イメージのギャップに少々戸惑いました。1話と2話の間に時間の経過を感じたのですが、はてさて。

    正直、ちょいちょい出てくるロバートの友達が良い味出し過ぎてます。好き!

  • パートナーシップの理想をいく話だと思います。現実ここまでは難しいですが、己には。しかし良い結婚を導いてくれた書であると思います。

  • 「ダーリンは外国人」なんかよりも16年前に書かれた本書の方がはるかに本質を捉えている。

    お互いの差異を際立たせずにあくまでも自然なものとして描く。

    そういった視点から初めて相互理解は可能になるのではないでしょうか?

  • THE・山田詠美。
    何度でも読んでしまいたくなる、おもしろさ。
    主人公のユキちゃんがめちゃくちゃだけど、可愛い。
    愛し合う2人って、こういうことよね~。って本。

  • だーいすき。甘い気分になれます。こんなカップル、最高。

全284件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

山田 詠美(やまだ えいみ)
1959年、東京生まれ。明治大学文学部中退。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを飾る。87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年 『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16「生鮮てるてる坊主」で川端賞を受賞している。その他の著書に『無銭優雅』『学問』『タイニー・ストーリーズ』『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』などがある。

ラビット病 (新潮文庫)のその他の作品

ラビット病 単行本 ラビット病 山田詠美

山田詠美の作品

ツイートする