ラビット病 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2229
レビュー : 284
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036144

感想・レビュー・書評

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  • とってもポップでキュートなカップル2人の可愛らしい日常のおはなしです。難しい理論はなしにして、動物のように愛し合える関係はやっぱり素敵って思えます。
    山田詠美先生、振り幅が大きいです、すごいなぁ。。


  • 私たちみたい。

    振り回す幸せよ。

  • 愛らしい変態物語。
    愛の感じ方がたっぷり。照れくさくなるくらい幸せを感じる瞬間の数々。

  • 拗ねた人間の切なみ…みたいなのを読みたくて山田詠美を手にとった、それにしてはだいぶ方向性が違くて愕然とする。
    でもゆりちゃんは素敵だし、2人は可愛いし、これはこれでありだなぁ。
    幸せいっぱいの時に読まなきゃ、お腹いっぱいで反吐が出るかも。
    とくに、ゆりちゃんが米軍基地のお友達の部屋で日本人の女の子2人に会うシーン
    なんで?本当に大切な人がいるのにそうやって他の人の膝に乗ってるの?楽しいのそれ?な台詞はすごく耳に痛い。

  • 巻末の解説でおかざき真理(漫画家)が書いているように、いつもの山田詠美とは雰囲気が違う作品だと思う(とはいえ、そう多く著者の作品を読んではいないが読んだ範囲内では)。
    面白いし、なんら難解なところのない200余ページなので、すぐ読める。1日かからず読了。
    が、まあ、若年層向けだとは思うかな。山田詠美だから、というのもあって最後まで読んだけれど、著者が違えばまた違った評価はあるのかも。まあ、とにかく甘いラブストーリー、という感じ。こんなのいつまでも続くわけないじゃん、というリアルな感覚はひとまず脇において読むが良いだろう。
    最後に、まあどうでもいいことかもしれないが、アメリカで生活をしたかそれに近い経験のある人にしか通じないのでは?という表現がいくつか気になった。私が編集者なら、注釈入れまくっちゃうだろうなぁ…。

  • ゆりとロバートは二匹のうさぎが寄り添っているようにいつも一緒。じゃじゃ馬だけどキュートで憎めないゆりに純情青年ロバートはいつも振り回される。しかしロバートは構わない。なぜなら愛しいゆりを守っていくと決めたから。

    二人は恋人というよりも、やんちゃな子供とお母さんといった親子のようである。ゆりは自由奔放すぎて思わずにやりと笑ってしまうような言動も多く、私もロバートも彼女に何とかついて行くので精一杯である。しかしその言動にはロバートへの愛情が隠れており、それ故にゆりがより一層可愛らしく思えてくる。ゆりは家庭の事情から愛されること、愛することに慣れていない。それでも溢れてくるロバートへの愛情をもてあましている。ロバートはそれをすべて理解したうえで彼女を守っていこうと決意する。彼女の言動にあたふたと振り回されながらも、ロバートは彼女を大きな心で包み込んでいる。二人は最終的に結婚して家族となるのだが、そうなることも頷ける恋愛を超えた深い愛情を感じた。

  • 福生に住んでた山田詠美さんがその地で書いた半分自分たちの物語ってことで読んでみました。横田基地の軍人と、その周りに住む日本人の微妙な関係も描かれていたり、その土地ならではってところの多い一冊でした。寂しいと死んでしまううさぎさん、でも寄り添ってくれる人がいるだけで頑張れるってのはわかるな。こんな病気ならかかってみたいと思わせてくれる一冊でもありました。^^

  • 外国の現代小説をまるっと翻訳したようなかわゆさ。いや、キュートさ。ポップでキュートでちょっぴり毒がある。

  • のんびりとした作品。
    難しい事考えずに本を読みたい時にオススメ。

    凸凹なカップルの話ですが、
    本当に幸せそう、と言うか
    二人の世界にどっぷりな彼、彼女の世界観に
    こちらまでどっぷり浸かってしまいました。

  • こんなに官能的に愛し合えるって凄い。周りに誰が居ようとも二人の世界を崩さない。幸せのひとつのカタチなんだろう。

著者プロフィール

山田 詠美(やまだ えいみ)
1959年、東京生まれ。明治大学文学部中退。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを飾る。87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年 『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16「生鮮てるてる坊主」で川端賞を受賞している。その他の著書に『無銭優雅』『学問』『タイニー・ストーリーズ』『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』などがある。

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