放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6323
レビュー : 823
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036151

感想・レビュー・書評

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  • おんなのこって、きっとこういうもの。細い金のアンクレット、ジントニック、香水へのあこがれ。

  • 子どもでもなく大人でもない年齢に差し掛かった主人公たちの、8つの恋愛短編集。感情的な恋、密かな恋、苦しい恋、気付く恋、様々な恋愛模様が見られます。

    この本を読むと、人は恋愛で成長するんだなぁと。“女子”は“女”へ、“男子”は“男”へ。その狭間で揺れ動く思春期特有の心情はとても繊細で、妙に艶っぽくてどきどきします。幼じみの2人が互いの気持ちに気づき、恋人同士となる『Keynote』には悶えました…こんな恋愛もう出来ない…

    色々な恋愛の形はあるけれど、読んでいて温かい気持ちになるのは登場している子たちがしっかりと成長しているのが見てとれるから。私自身、ちょうど主人公たちくらいの年齢の時に山田詠美さんの作品を読み、大人の階段をぐっと上らせてもらったのを思い出しました。こうゆうことに関しては誰かに思いきり引っ張ってもらった方が逆に清々しいと思うのです。そんな達観した気持ちで眺める自分は、切ない恋をする時期は脱したなぁ思うと少し寂しい。
    読み終わると、素直になりたくなります。

  • 思春期真っ直中の女子高生の心の中を覗き見る、そんな物語。
    背伸びをしたい、でも日頃のちょっとしたことに気持ちが揺れてしまう、触れると砕けてしまいそうな繊細な女の子の心情が、少しずつ、少しずつ大人へと成長していく様が描かれている。
    いい歳したおっさんが読むような作品ではない。

  • 忘れました!

  • (193P)

  • 私は男。背伸びしたい気持ちも、このままの関係でいたいと思うことも、それは老若男女変わらないのだろうと読んでいて思いました。高校生のときに読んでいたら、また違っていた感想になっていたのかもしれません。それにしても、女子高生ってこんな話をするの? 考えたこともなかった。

  • 女子高生の恋愛物語。なんだけど、読んでて高校生というよりは、20代のような大人な考えしてる。共感できる部分は少ないけど、登場人物達みたいな恋愛には憧れる。

  • 恋愛→セックスと結びつけるのはどうかと思うが…。リアルに身近にいたら腹立つだろうし…。ちょっと合わなかった。文章は素敵だと思います。

  • 子どもでも大人でもない
    難しい年齢

    自分も経験したけれど
    あの時が
    恋に対して
    いちばん
    真剣で
    楽しくて
    辛かったのかもなぁ


    やり直しは
    きかない
    だからこそ
    この本で
    本当の
    恋を
    教えてもらえて
    よかった

    2014.1.13

  • 女子高生の恋愛物語。
    心理描写がとても繊細で、一気に読むことができた。

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著者プロフィール

山田 詠美(やまだ えいみ)
1959年、東京生まれ。明治大学文学部中退。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを飾る。87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年 『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16「生鮮てるてる坊主」で川端賞を受賞している。その他の著書に『無銭優雅』『学問』『タイニー・ストーリーズ』『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』などがある。

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