放課後の音符(キイノート) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6396
レビュー : 826
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036151

感想・レビュー・書評

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  • 私の恋が終わろうとしている、まさに今のタイミングで読んだからなんだろうけど凄く凄くひびいた。し、今の恋にあきらめがつきました。今、私のもやもやした言葉に出来なかった感情を全部言語化してあってすっきりした。中学生の時には、エロイなあってしか思わなかったんだけど・・・やっとこの本の登場人物たちに追いつけたかな。

  • 忘れもしません。
    高校3年生の夏休み、大学進学を選ばなかったわたしは、猛勉強する友人の中でひとり、やることもなく、読書に没頭していました。
    そのとき出会ったのが、この本。
    初めての山田詠美先生の作品でした。
    オムニバス形式で読みやすく、主人公の周りの恋愛模様が、繊細に描かれ、映像が頭の中に鮮明に思い浮かべられた、そして、何より、わたしも恋がしたいと胸がきゅんきゅん、ときめいて、読み終わった後の充実感が素晴らしかったことを、随分経った今でも忘れることが出来ません。
    読み返したいのだけれども、実家でどこにしまったのか分からず、行方不明、図書館で借りてでも、また何度でも読みたい作品、何年経っても色あせない、そんな1冊です。

  • あのこもこのこもみんな恋してた。

    ちょっと目立ってたり、
    勉強ができたり、
    かっこよかったり。

    恋してる自分に溺れて、
    恋してる友達をばかにしたり。

    今思えばあれが恋って言えるのか
    中高生の頃の恋って、
    すごく曖昧なものだった気がするけど、
    すごーく苦しかったなぁ。

    「無駄づかいをしないと良い大人にはならない(文中より)」

    その通り☺︎

  • 大人と子供はざまの女子高生。
    香水に、足首で揺れる華奢なアンクレット。
    放課後に訪れる繊細で甘い時間17の少女たち

    自分ではない、友達や先輩が恋をし大人の女性になっていく過程を見つめている主人公。

    現実にこんな素敵な言葉で話す人もいないし
    もし、誰かに話したら「えっ?」ってなるだろうな。
    この本に出てくる女の子と同世代だけど、こんな
    素敵な恋をしてる子いないのが悲しい。

  • 中学校の頃に図書室で読んでから今まで、
    もう本当に何度も何度も読み返した本です。
    好きすぎてたまらないです。
    読むたびにうっとりしています。
    この本に出てくる女の子って、みんなとっても魅力的なんです。わたしもう25歳なのに、気持ちはいつも初めて読んだ中学生のときのまま。だから今読んでも彼女たちに憧れちゃいます。
    これについて語ったら止まりません!
    読後抱きしめたくなるような、とっておきの本です。

  • 山田詠美さんは始めて読みました。

    高校生の少女が、友人達の恋を通して大人の恋を知ってゆく。
    その1人1人の恋が、とっても色っぽく、美しく、甘やかに描かれています。

    私は数年前に経験した年齢でしたが、もう、全然違う。
    友人どうしでどこまでいったの、なんていう話はしたことなかったなあ。
    私自身、主人公と同じで全く恋愛なんてしていなかったし。
    だからこそ、あの年齢のころに出会いたかったなーと思う物語でした。

    でも、こんな美しくてまっすぐな恋愛ってできるのか。
    私だったら、もうちょっと俗っぽくなってしまいそうだ…。

  • 主人公同様17歳のときに読んで、五年経った今再読しました。


    私が山田詠美さんを好きになったきっかけを与えてくれた作品です。


    8編の物語が収録されてますが、物語の中で、主人公は大きく成長していきます。


    それにしても、彼女に影響を与える女の子たちは、年齢的には女の子だけど、精神的にはとても大人だなー。

    22歳の私なんかより。

    私にも小道具はいくつかあったけど(勝負なんちゃら的な)

    不特定多数を意識したあざといもんだったかも。


    あとがきで詠美さんは無駄遣いをしないといい大人にはなれないっておっしゃてます。
    なあんにも考えずに、恋や友情にうつつを抜かしてほしい。


    私の放課後たちはどれも大切なものだったんだね。
    少しは大人になったのかなあ。

  • 高校生の時に読んだ本。

    自分とは別世界の話だったけど、とても引きこまれた。

    華奢なゴールドのアンクレットが欲しいと思った。

  • 主人公“わたし”を通して、恋の風景が垣間見れる、最上級の恋愛小説。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「恋の風景が垣間見れる」
      チョッと背伸びした感じのね。。。
      「恋の風景が垣間見れる」
      チョッと背伸びした感じのね。。。
      2012/09/05
  • 私がいつもジントニックをオーダーする理由のひとつ。

著者プロフィール

山田 詠美(やまだ えいみ)
1959年、東京生まれ。明治大学文学部中退。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。同作品は芥川賞候補にもなり、衝撃的なデビューを飾る。87年には『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞受賞。89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年 『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16「生鮮てるてる坊主」で川端賞を受賞している。その他の著書に『無銭優雅』『学問』『タイニー・ストーリーズ』『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち』などがある。

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