アンコ椿は熱血ポンちゃん (新潮文庫)

  • 新潮社 (2011年8月30日発売)
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感想 : 8
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036250

感想・レビュー・書評

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  • 山田詠美さんの本を読んだことがないのに帯の言葉に惹かれて購入。
    「本日もすこやかに猪突猛進」ってw
    自分の感情と欲求に素直で羨ましくもあるけど、絶対無理!ってこと満載で楽しく読めた。
    アチコチに散らばっている本への愛情が良い具合に締めてるのかも。

  • 相変わらず、わが道を行っていて、人生を愉しんでいるなぁ。ってエッセイでした。自分の愉しみを、わかる人だけわかってー、みたいな感じで書いていて、あー、この人と飲みたいなぁと思えるエッセイっていいと思う。まぁ結局自分に合うかどうかだよね、エッセイは。あと、今回は、あーこの人は本当に本を愛しているんだなーと思うエッセイが多かった印象。

  • ダーリンの話が出てこない???と心配になりましたが、そゆ事なのですね。勝手に寂しくなっちゃいました。

  • 「読み終わった」区分に登録しましたが、なんというか、目が滑るエッセイで、半分ほど読んだところでギブ。
    この人の初期・中期の小説は文体とか美しくて好きだったんだけどなぁ…。
    なんていうか、文壇破天荒漫遊記って感じで面白い人は面白いんだろうけど、ワンパターンでちょっと食傷してしまいました…。
    ちょっとエッセイは鬼門だな、自分にとっては面白くないです。
    大人しく小説の方を選べばよかった…(>_<)
    余談ですが、表紙イラストが吾妻ひでおさんでした。ちょっと驚き(笑)

  • むかーし山田詠美がすごく好きだったんだけど。初期の山田詠美っていうと、まさに恋愛もの、しかも官能的、ってイメージだけど、わたしは若い女の子の成長ものとかお仕事小説みたいな感じで読んでいた気がする。ホステスになった子がまわりの人をよく観察して、で、頭もよくてよく考えて勉強して、ホステスとして出世?していくみたいな。そして、恋愛してもどこか自立しているみたいでかっこよくて。そういうとこが好きだった気がする。
    で、ポンちゃんシリーズ、ひさびさに読んで、紙の無駄では?って思うくらいどうでもいい感じなんだけど、よく読んだ本の話が出てきてそれはおもしろい。江藤淳読んでみようかなとか思ったり。山田詠美が本当に本が好き、ってのがよくわかって、なんか真摯だなーとか思って。

  • 惰性で期待せずよんだら、意外と笑えた。いつのまにか、ノラクロ似の旦那様とは籍抜いておられたのですね。しかし、そろそろ、飲みも大人飲みに移行したりはしないのか。楽しそうだけどさぁ。まあ、それでこそ、文学者???なのか???

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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