如何なる星の下に (新潮文庫 B 5-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101039015

感想・レビュー・書評

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  • 浅草などを舞台とした作品です。

  • 話がやたらに横道に逸れたり、浅草の町の描写を風俗資料の如く並びたてたり、途中で日記形式になってみたりフワフワした雰囲気がまた好ましい。
    倉橋が「あんこてん」のうどん粉で鉄板の上に小柳雅子の名をローマ字で書く。次に日本字で書こうとして・・・名シーンです。

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著者プロフィール

1907年、福井県に生まれ、1965年、千葉県に没する。小説家、詩人。
本名、高間芳雄。
高校時代にダダイズムの影響を受け、東京帝国大学文学部時代にはプロレタリア文学運動に加わる。
1935年、『故旧忘れ得べき』で第1回芥川賞候補。1941年、陸軍報道班員としてビルマに徴用。戦後も、小説、エッセイ、詩とジャンルを問わず活躍した。
主な作品に、『如何なる星の下に』(人民社、1936)、『昭和文学盛衰史』(文藝春秋新社、1958)、『激流』(第一部、岩波書店、1963)をはじめ多数。
ほかに『高見順日記』(正続17巻)、『高見順全集』(全20巻)がある。

「2019年 『いやな感じ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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