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- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101039220
作品紹介・あらすじ
父と娘二人暮らしの日下由香里は、若き表具師としてその腕をふるっていたが、いつからか全身の筋肉が衰えていく難病に冒されていた。自分の余命が限られたことを知った由香里は、一人家を出て、蝶の舞う八重山列島に魅入られたように向かう。日本の南の涯てから、そのまだ先へと飛ぶ蝶に、由香里が賭けた思いとは-?島の濃密な時間にきらめく生命の深淵を描いた力作長編。
感想・レビュー・書評
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高橋治の海の蝶を読みました。この人の描く女性はとても魅力的に感じられます。この小説の主人公もそうなのですが、難病を背負った女性ということで、ちょっと魅力が半減しているように感じられます。また、小説の前半で出てきた人が後半では全く出てこなかったりして小説の構成にも無理があるように思いました。
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