オーバーヒート (新潮文庫)

  • 新潮社 (2024年1月29日発売)
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本棚登録 : 245
感想 : 8
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101041629

作品紹介・あらすじ

東京から大阪へ移り住み、京都の大学で教える哲学者の「僕」。男性同士の関係である年下の恋人は、料理の好みが似ていて、僕の文章を楽しそうに読む。その穏やかな距離がもたらす思慕――。行きつけのバー、熱帯魚、故郷の家族と友人たち、折々のツイート。かけがえのない日々を鮮やかに描いて芥川賞候補作となった「オーバーヒート」。川端康成賞を受賞した傑作短編「マジックミラー」を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 文学賞の話題でお見かけし、薄かったのもあって小生初、千葉雅也さんですが、あらすじに書いてあるように男同士の恋愛小説で、価値観としては受容したいところ、性の描写がキツイので、覚悟が必要と思います。

  • ゲイコミュニティと恋愛についての理解が深まりました。主人公の日常生活の捉え方も好きです。

  • 文体は好みだったが、内容が合わず。性別を良し悪しどちらにおいてもしっかりと判別している。だが、女性性を持つ者にとってはあまり…いい書き方ではなくて少し不快に思った。

    ただまあ解説の方が書いている通りほぼ私小説だと思うので、私と意見が合わなかっただけかと。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00655391

    東京から大阪へ移り住み、京都の大学で教える哲学者の「僕」。男性同士の関係である年下の恋人は、料理の好みが似ていて、僕の文章を楽しそうに読む。その穏やかな距離がもたらす思慕――。行きつけのバー、熱帯魚、故郷の家族と友人たち、折々のツイート。かけがえのない日々を鮮やかに描いて芥川賞候補作となった「オーバーヒート」。川端康成賞を受賞した傑作短編「マジックミラー」を併録。
    (出版社HPより)

  • 言語は存在のクソだ!
    って言ってみたい

  • 強靭なテキスト。

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著者プロフィール

1978年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。
著書に『意味がない無意味』(河出書房新社、2018)、『思弁的実在論と現代について 千葉雅也対談集』(青土社、2018)他

「2019年 『談 no.115』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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