本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- 本 ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101044712
作品紹介・あらすじ
「大破局」を描いた作家小松左京は、夢の大阪万博に何を見たのか。 モンゴルの草原に憧れた司馬遼太郎のロマンと、本質的悲劇とは。笠智衆を選んだ名匠小津安二郎。その静かなる戦いと、いつかくる「最後の五分」に込めた知られざる覚悟とは……。鮮やかな着眼で巨匠たちの思考を読み解きつつ、日本の過去・現在・未来を浮かび上がらせていく。この国の大きな断面を明らかにする画期的評論!
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
小松左京、司馬遼太郎、小津安二郎という、一見関係が無さそうに見える3人の創作者を通じて、昭和の日本を眺めてみるという面白い切り口の著作。関係なさそうでいて、色々共通点も見いだされるところが、年齢の幅はありながらも、同じ時代を生きた故か。
-
司馬史観成り立ちへの考察と史観そのものへの疑問
全6件中 1 - 6件を表示
著者プロフィール
片山杜秀の作品





