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- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784101045016
感想・レビュー・書評
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(1966.08.24読了)(購入日不明)
(「BOOK」データベースより)
「『破戒』から『蒲団』にいたる道は滅びにいたる大道であったと云えましょう」。日露戦争の直後に起こった文壇の新気運のなかで、その後の日本文学の流れを決定づける二作品が誕生した。日本の近代リアリズムはいかに発生し、崩壊したのか。自然主義から誕生した私小説が日本文学史に与えた衝撃を鋭利な分析力で解明し、後々まで影響を与えた古典的名著。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本に、同じようなテンションで★をならべて、よいものなのか。
どうか。 わからない。
「あとがき」に、この本を書くきっかけになったのは「丹羽文雄氏」との
論争だった、とあった。
「小説」、あるいは「リアリズム」の概念そのものがまったく食い違っていた
そうである。だから、この本を執筆されたらしい。
近代小説への漠然とした不満とも、あった。
どんな経過を展開した論争だったのかも、興味がわく。
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