モテの壁 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2023年10月30日発売)
3.75
  • (1)
  • (10)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784101046716

作品紹介・あらすじ

「モテとか興味ない」と嘯(うそぶ) きつつ、モテるあいつは人生得してるようでなんだかシャクだ。何があるんだ、モテるやつには。何が違うんだ、俺たちとは。自称「モテに失敗したコラムニスト」が全力で嫌がりつつもモテを分析。小学生向け雑誌からインド映画、ジブリにAV男優まで。ただの「モテ」テク本とは一線を画す考察の先には 人生を変えるヒントがある!……かも? 「モテるかもしれない。」改題。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モテるためにはこうしなさい!みたいなことが書かれている本かと思っていたけれど、そうではなかった。作者の、「モテる人」の独自な視点からの考察という感じ。

    作者が男性だと思って読み進めていたけれど、女性だったのも驚き。

    ちょっと文章が読みづらくて頭に入ってこない部分があった。

    でも話として聞く、というか、実際にこういう作者のような人が飲み会の席などでお話ししていたら楽しい気がする。

  • 表現や語彙力が面白い。

    “駆け出して跳び乗ったは良いが、ときめきを運ぶ前に終点についてしまっている。”



    “今日も、ハナクソの深追いという自傷行為をしてしまいました。”

    とか。つい「ふふっ」となってしまうので、あっという間に読めてしまう。他の著作も気になるので、少しづつ読んでいきたい。

  • 内容は最高です。本文に養老先生は一切でてきません。

  • 小気味良い!レスペクト!また読む!

  • 2023/12/06
    たまたま本屋で遭遇して購入しました。カレー沢さんのツイッター(X?)は時々引用リプとかで流れてくることがあって知っていたのですが、こう言う本があるとは知らず、気になったので読んでみました。
    すごく読みやすい&面白いなという印象で、軽い感じの言葉を使っているけど結構核心をつくような話の短編がまとまっています。
    内容はタイトルの通り「モテ」についての考察。
    人が惹かれる要因や、なぜそうなるのか、どんなところに魅力を感じるのかということを多方面から考えていて、気軽に読めました。
    他の本も読んでみようと思います。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

時は2009年。モーニング(講談社)主催の漫画新人賞「MANGAOPEN」に本名・無題で応募し落選した作品が、カレー沢薫『クレムリン』(ともに本人命名 講談社)に変容を遂げ、月刊モーニング・ツー(講談社)でほぼ即連載となり、漫画家デビューを果たす。ほどなくコラム『負ける技術』(講談社)も連載となり、コラムニストとしてもデビューを果たす。以来、雑誌やウェブに連載超多数、本数未詳の大車輪で体力を使い果たす。最長不倒連載作品は開始以来すでに10年を超えた東京都写真美術館広報誌別冊「ニァイズ」。なお、本作『ひとりでしにたい』はコミックDAYS(講談社)にて、隔週日曜正午の更新時刻に「いいね!」数が爆増しTwitterのタイムラインが歓喜で満ちる好評連載中。第24回(2020年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。なので図書館とか一家に一冊とかそんな感じで置いていいお墨付きもありますよ。安心してお読みください!

「2023年 『ひとりでしにたい(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カレー沢薫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×