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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784101047126
みんなの感想まとめ
歴史ミステリとしての魅力が詰まった作品で、主人公の編集者が西郷隆盛の遺書を探る過程を描いています。現代の物語の中で、維新から西南戦争に至る歴史の流れが巧みに説明され、読者は興味を持って引き込まれます。...
感想・レビュー・書評
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西郷どんの影響ではなく、ぼくはもともと西郷隆盛が好きだったので書棚をブラウズしていて目の端に背表紙をとらえたときはびっくりした。この作品は知らなかった。伴野朗の名前は知っていたが読んだことなかったし、どんな作風なのかも知らない。歴史雑誌の編集者稲葉が主人公で、西郷の写真や肖像画がない不思議を追いかけるうちに重大機密文書であるべき彼の遺書の存在にぶちあたる。物語は現代なのだが、探偵役の稲葉君による謎解きの過程で維新から西南戦争までのプロセスが手際よく説明されて、興味津々の歴史ミステリとなっている。関係者が都合よく鹿児島出身の縁故者ばかりというのはなんだけど、遺書の存在が明るみに出される結末は気が利いていてミステリとしても上々だ。
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ブックオフでたまたま見つけた本。
伴野朗さんがこんな作品を書いていたとはしりませんでした。
(今は、絶版みたいです。)
今は少し手垢がついた感のある”西郷の肖像”ですが、
書かれていた当時は斬新であったに違いなく、また、
今読んでもグイグイ物語りに引き込まれていきます。
幕末から西南戦争までのダイジェストのようにもなって
いるので、歴史を再認識するにも最適でした。
結末は予想通りな感じですが、ご興味がある方は
手にとって見て下さい。
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