- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101048246
感想・レビュー・書評
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天国の本屋でアルバイトする事になったピアニストと
寂れた商店街を元気づけるため花火大会を企画する菓子屋の娘。
二人の視点で交互に語られる物語が徐々に絡みあっていきます。
元気な香夏子が大好きでした!ついつい頑張れって応援して。
映画は第一作と混ぜてのストーリーだったのでちょっと端折り気味だったのが残念。
でもラストの花火のシーンとピアノ組曲の美しさは絶品。
小説を読んだ時には想像しか出来なかった曲を聞ける喜び。
組曲10曲全部を作曲・公開してくれたら嬉しいんだけど…。 -
手軽に読める、暖かいお話ではある。ただ、疑問点は多々あるし、本屋は関係ないとおもうけど、「誰かに喜んでもらえる仕事が一生続けられる仕事」というのはたしかによくあることだろう。
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いつも心にあって、夏に読みたい一冊。不思議なんだけど、天国ってこんなところならいいなって、悲しいけど、死んでも終わりじゃないょって。そんな風に思わせてくれる。
個人的にゎいつか、働いてみたいなって★笑
じんわりと心があったかくなる一冊。 -
花火を見て、ふと読み返したくなった本。大学生のときに読んだけど、引っ越しで何処かにいってしまったようなので、古本で再度購入。
読むとほっこりした気持ちになれる。二人の視点が交互に展開されて行く書き方。視点が転換する場面では、セリフに少し遊びこごろが入ってて、ちょっと凝った感じに仕上げてる。
天国の捉え方が面白くて、そこも良い感じ。 -
これまでとは違って2人の主人公視点で話が盛り上がっていくのは良かった。
それら2人の物語がリンクしていくことで、さらに盛り上がる。
BGMと組曲をぜひ聴いてみたいと思った。 -
天国の本屋、第3弾。前作、前々作の方が良かった気がする。良いお話だと思うだけど。
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この物語もミュージカルにしてほしいです。
舞台向きのストーリーだと思いました! -
ピアニストの健太は、ある日突然アロハシャツの謎の男に声をかけられ、天国の本屋でアルバイトをすることになった。一方商店街復興のため奔走する香夏子は、その花火を見れば恋が成就するという“恋火”を復活させようと、伝説の花火師瀧本の行方を追う。天国と現世、二つの物語が交差したとき、もうひとつの奇跡が生まれた―美しく心温まる愛の物語。幻想的な短編「ほたる」を併録。