- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101049717
作品紹介・あらすじ
お金の物差しで見極めれば世界の仕組みが見えてくる。「そろばん勘定クラブ」に入った中学生の隼人と乙女に、クセの強い謎の顧問は次々に難問を投げかける。お金を手に入れる6つの方法とは? 正しい借金の仕方は? 世界を豊かにする働き方とは? 投資は何の役に立つの? 低金利の真犯人は? 貧富の格差はなぜ広がる? 3人の対話を通してお金の生きた知識が身につく、青春経済小説!
感想・レビュー・書評
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自分の子供にお金について分かりやすく教えるために書いたそうだ。
小学生の設定を中学生に。高校生でも良かったのではと思えるくらい出てくる生徒は優秀。
「かせぐ」「もらう」「ぬすむ」「かりる」「ふやす」「つくる」と言う視点からお金を考えていく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金の物差しで経済や金融の仕組みが見えてくる。そして世界の仕組みが見えてくる。素朴な疑問に答えるには、きちんとした理解が必要だ。学園ドラマ仕立てで、謎解きのようになっており、難解と思える内容をここまで分かりやすくしているのがすごい。続編も気になる。著者が元日経記者で家族内の回覧読みものとして始まったとのこと。こんなお父さんがいる家は幸せだろうなあー。
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身近にあって、とらえどころのない、どこか概念めいたもの「お金」。
それを、ひとつひとつ言語化して分かりやすく紐解いてくれる本。 -
おカネと付き合う入門書という気がしました。
大前提となる正常な判断ができる精神状態の上で売り買いをすることが重要ということが学べました。
100%理解できたとは思いませんが、スラスラ読めておカネのことを知ることが出来たので星5です。 -
読みやすい。わかりやすい。
虚構のおカネで世界が回っているのは改めて考えるとすごいなあ。 -
身近なお金がどんな背景で成り立っているのかストーリー形式で学べた。
職業ごと(営み)にお金を増やす、もらえる形が異なる。自分の営みはどれに当てはまるのか。
中学生でここまで考えられてたら、今の職業についているだろうか?
必要悪、不要な悪の話が難しかった。
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