文豪ナビ 三島由紀夫 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2004年10月28日発売)
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本 ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784101050003

感想・レビュー・書評

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  • 作家の素性を曖昧でしか知らないで作品を読んでいたが、三島に関しては、知っていて読んだほうが面白さが増幅するのではないか。

    「三島由紀夫おすすめコース」として、潮騒>真夏の死>金閣寺>(中略)>豊饒の海 四部作へと、三島作品がナビされている。

    ナビ通りに読み進めていけば、順繰りに解釈しやすく味わうことができるだろう。

    秀才の意外な一面、強烈すぎるナルシストっぷりが魅力的。

  • とてもわかりやすい三島由紀夫入門書。でも純文学耐性も求められて、その分読みごたえもあり。
    豊饒の海を4作目に選んで読み始めたのは早すぎだったと教えられたが、まあいいかな。
    要約が深くて助かる。

  • 久々に
    三島由紀夫読みたくなった!

    妙興寺ブックオフにて購入

  • この値段(¥550)でこんなに濃い内容の入門書を作るとは!新潮社さんはなんて太っ腹なんだ!

  •  三島由紀夫の魅力が伝わる。裏の部分にも少し触れているが、とっかかりとして、読む分には十分。

  • この本がとにかく優秀!コンパクトでありながら三島由紀夫の生涯やその特徴がわかりやすくまとめられています!

    新潮社さんのこの試みは実にありがたいです。難しそうで敬遠しがちな文豪たちへの入り口として非常に優れています。文豪たちの名作の何が面白くて何がすごいのか、そしてどの作品から読むのがおすすめかまで懇切丁寧に語られます。小難しい文学論や哲学談義もないのもありがたいです。誰もが気軽に入門できるこの本に拍手喝采です。

  • 多種多様な三島由紀夫の著作のツボや楽しみ方を紹介したガイド本。

    代表作の要約は、小説の短い抜粋でありながら美しく鋭い文体に引き込まれる。

    難解なイメージがある三島由紀夫の著作だが、その作品世界は多彩で、人物としても多面的な魅力に溢れている。

  • こんな見方するのかと、もう一度三島作品を読み直したくなる。おもしろい。

  • 三島作品、やっぱりちょっと難解なのかなぁ。私がこの本を読んでると、長男が「高校の時に読んだ『美神』が本当の意味で理解できなかった。何が言いたかったのか、解説本みたいな物を読んでみたいなぁ。」と。作品と共に生き様にも興味深い。まずは潮騒からかなぁ。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

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