仮面の告白 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6706
レビュー : 591
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050010

感想・レビュー・書評

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  • 何か…すごく息苦しくなった本。
    園子への屈折した感情とか、自分の行動から逃げようと足掻くところとか…読んでいていらいらしてしまった。

  • 三島由紀夫がモデル?なのかと思われるが、何にしても生々しい。
    しかし主人公の生い立ちを踏まえると「ありえるのかな」とも思う。夜のオカズまでもが聖セバスチャンの絵で、商売女でも相手は無理だったなんてむしろ可哀想に思った。
    聖セバスチャンや妄想の中での晩餐会の辺りの描写は印象的。
    主人公が同級生や周囲の人間に合わせて自分を作るというのは、なんとなく分かるし頭がいいんだろうと思う。
    終わり方は意外とすっきりしていて良かったが、やはり内容的にちょっと生々しくて思い返すと苦しい。

  • 語彙は豊富。頭のいい人だとは思う。
    私は三島作品で初めて読んだものが潮騒だったので、そのイメージがあったためにこの作品が余計に悪く感じてしまった。
    同性愛は自由だと思っていたけれど、こう生々しいとやはり男性相手というのが自分の中で引っかかっていてそれを感じた。
    終わり方は好み。嫌いな人が多い終わり方かもしれないが。

  • 単純に面白くない。
    理性という名の自己愛ですべてに理由や目的を求めたがる思春期そのままこじらせたみたいな男が主人公。
    自分は人とほとんど同じだと言いつつどこか人と違うものを見ているんだとでも言いたいような語り口は自慰でも見せられているみたいでその繰り返しはうんざりした。
    こういう人は楽しいものを楽しい、愛しいものを愛しいと素直に感じられない。すぐに「こう考える自分は何だ?」となるから。すごく損。自分大好き人間…。
    こういう世界に女は入れないなあ。

  • 作者の自伝的な作品。
    同性愛であったことを気付くけれど、病弱であった。それでもずっと園子のことは好きでした。そんなお話。

  • 自叙伝らしい。信じられない・・・難しくて意味よく分からず。

  • 三島由紀夫という作者自身の人生や価値観、当時の社会状況を理解した上で読めば面白みがある(解説を読むと、その後の三島の回想から、本小説が自伝的小説であり、20代の三島が自己告白をしている可能性が高い、ということが分かる。)が、小説のストーリー自体は個人的にはあまり関心を持って読み進めることはできなかった。

    主人公に共感はできないけれども、人によってはこのような感じ方、考え方をする人もいるのだ、という気付きを得たという意味では勉強になったかもしれない。

  • うーん。。。

  • 文章が読みにくい… 描写がくどい

  • 難しい。昭和初期の作家って難しい。

著者プロフィール

三島由紀夫(1925.1.14~1970.11.25) 小説家、劇作家。
東京生まれ。学習院時代から文才を注目され、1944年、東大入学と同時に『花ざかりの森』を刊行。47年、東大卒業後、大蔵省に勤務するも、翌年辞職。49年、『仮面の告白』で新進作家として地位を確立。『金閣寺』『鏡子の家』『近代能楽集』など、強固な美意識で彫たくされた作品を発表。海外での評価も高い。68年、楯の会結成。『豊饒の海』の最終回を書き上げ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地東部方面総監室に立てこもり、割腹自決。

「2017年 『告白 三島由紀夫未公開インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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