愛の渇き (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.50
  • (50)
  • (98)
  • (203)
  • (11)
  • (3)
  • 本棚登録 :1024
  • レビュー :98
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050034

感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 今更ながら、三島作品は個人的な中身の好みの差はともかく、題名が素敵だなと思った。

    2002年5月22日読了

  • 良人が病気で死に、良人の父親の元で生活することになった若き未亡人、悦子。良人の父親に気に入られ愛されるようになるが、悦子はそこの使用人の少年に恋をしてしまう。この話の最後が私好みで最高。全ての文章が計算されつくしたかのようで、完成度高すぎ。三島由紀夫という人物を改めて尊敬した一冊。

  • 「私が決めます。私は一旦決めたことを、決して枉げはいたしません。」

    良人の壮絶な最後を看取った悦子。悦子の視点から展開する終末の夫婦の姿に頭がぐらぐらと揺すられる心地がした。
    後半の悦子の姿はある意味魔性であるのだけれど、果てのない渇きを持った彼女が何故か凛として見える。
    恐ろしいほど真っ直ぐ何かを求めているのに、決して純愛とは言えない。
    ぶつかり合うその結末は総て悲劇へと繋がっている。

    自分の情念に飲まれて生きることが辛いときに読むと、エゴと無私がぐるぐると混ざり合ってやはり頭がぐらぐらと揺すられる心地がする。

    愛なんてこの世に存在するのだろうか、と絶望するくらいなら読むべきだと思う。

    そして凛として立ち宣言すればいい。
    「私が決めます。私は一旦決めたことを、決して枉げはいたしません。」

  • 主人公は未亡人の杉本悦子。夫が急逝した後、舅の弥吉と暮らし肉体関係に陥る。一方、弥吉の家にいる若い園丁、三郎に恋心を抱くという内容。ラストは衝撃的。
    三郎が愛とか恋とか全く知らず、肉欲しかないので、主人公、悦子との関係がちぐはぐになり興味深い。

  • かくして三島由紀夫は自ら贄となったのか。

  • 2016/07/10 読了

  • 物語の起承転結がはっきりしていて、三島由紀夫作品の中では読みやすい一冊。

  • 1990.11.29 読了

  • なにも殺すことないのに…

  • さらさら読みすぎた

全98件中 1 - 10件を表示

三島由紀夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
遠藤 周作
ドストエフスキー
坂口 安吾
三島 由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印

愛の渇き (新潮文庫)に関連する談話室の質問

愛の渇き (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする