潮騒 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 841
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050072

感想・レビュー・書評

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  • 15年ぶりくらいに再読。
    相変わらず、三島文学は日本語が美しい。美しいだけじゃ表現できないほど、彼の織り成す日本語は、雑味がなく、ただただ豊かで気持ちがいい。

  • 文明と距離を隔てた伊勢湾に佇む孤島での
    純粋な青春の恋物語。

    終始、自然情景や耽美表現に力を注がれた
    道徳の名の下に成り立つ出来過ぎた作品だった。

    そこには醜い人間描写やグロテスクなシーンはない。
    悪役でさえも汚すぎる事はなく
    程よいテイストのアクシデントを絡めた
    ディズニー作品のようだった。

    男は気力。など、ところどころに
    三島の考える日本男児の道徳観念が見え隠れはしたが
    三島作品としては物足りない印象は否めない。
    しかし彼の作品群のうちの1つの側面を知る材料にはなった。

  • こんなにも美しいのか恋は

  • 読むのに半年かかってしまいました。
    自分にはすこし読みにくかったです。

  • 美しい青春小説でした。

  • 日本語が美しいと聞いていて自分にもその良さがわかるか心配だったがとても素敵な作品だった。

    描写がひとつひとつとても丁寧で美しく、人や島で暮らす人々の暮らしなどに感銘を受けた。

  • It's a first love story between a young fisherman Shinji and a beautiful daughter of wealthiest man in a village Hatsue. This novel is unique comparing to other Mishima's works because he usually writes like more deep feeling and complicating setting. But this story is very simple, just a pure love story. I think this one is good for entrance of Mishima's novel.(Tomomiさん)

  • 初めての三島由紀夫作品でした。

    とてもきれいな描写と細かい場面設定で、頭の中でイメージしやすかったです。島での恋愛、ピュアな展開、ライバルの出現。ドラマでありそうなさっぱりしたストーリーでした。

    家柄か人柄か、親の承認か自分の直感か、時代によって結婚観は違うけれど、恋愛観は変わっていないのだなと思えた作品でした。

  • 男の世界と女の世界の違いが感じられてしまった。
    何か起きるかと思いきや結ばれて終わったので何だか拍子抜けみたいなところもあるかも。

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著者プロフィール

三島由紀夫(1925.1.14~1970.11.25) 小説家、劇作家。
東京生まれ。学習院時代から文才を注目され、1944年、東大入学と同時に『花ざかりの森』を刊行。47年、東大卒業後、大蔵省に勤務するも、翌年辞職。49年、『仮面の告白』で新進作家として地位を確立。『金閣寺』『鏡子の家』『近代能楽集』など、強固な美意識で彫たくされた作品を発表。海外での評価も高い。68年、楯の会結成。『豊饒の海』の最終回を書き上げ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地東部方面総監室に立てこもり、割腹自決。

「2017年 『告白 三島由紀夫未公開インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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