潮騒 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 6871
レビュー : 841
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050072

感想・レビュー・書評

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  • 読んだよ、『潮騒』。
    この夏、知多半島に行った時に見た神島が、舞台になってると知って。うーん、私好みの小説じゃないな。
    いわゆる純粋な恋愛小説だ。
    三島の小説の中では、浮いているって書いてあったけど、確かにそう感じる(そんなに三島読んだことないんだけどね。まぁ、〈三島的〉じゃないとか〈純粋な恋愛小説〉だとか適当な言葉を並べて評価するのは不当かもしれない。
    それでも、私は三島なら『鏡子の家』の方が好きだ
    退廃的なものが好きなんだろうか…教師なのに困った

    さぁ、次は『仮面の告白』辺り行ってみようか

  • 読むのに半年かかってしまいました。
    自分にはすこし読みにくかったです。

  • 美しい文章と爽やかな純愛と聞いて、期待したのだけどあまり面白くなかった。うーんー恋をしてるというのに、二人の間に寄せては返す距離感の難しさや葛藤があまりなさそう、っていう感じがする。むしろ男が自分の力に胸を膨らませ、女が愛の力に陶酔するラストって、ねぇこれ恋愛小説なの??永遠の同床異夢って感じでうすら寒くなったんだけど・・・(男女の真実なんてそんなものっても分かるけどさ)。
    筋は簡単だったし舞台はきれいだったけど、妙に孤独な読み終わりだったので普通にグツグツ煮立った三島ワールドの方がよかったかも。

  • ダフニスとクロエ

  • 拍子抜け。
    どのキャラクターにも好感が持てて、言うことなしに素敵な恋愛物語でしたが、自分がいかにそのような爽やかな恋愛物語が苦手かがわかりました

  • らしくない。
    ふつうです。
    平和すぎて、冗談じゃないかとおもいました。

  • 中学生くらいのときに国語の現代文の文章でこの小説の一部が引用されてみて、
    全部読んでみたいなと思ってだいぶ昔に買ってあったのをやっと読みました。
    しかし…いかんせん、昔の文章は読みづらい!
    ハッピーエンドで良かったです。

  • 初三島作品。文章が美しいといのを聞いていた。所々、表現が素敵だなという文章があり期待通りであった。

    最終的に、ハッピーエンドになり、内容は驚くようなこともなくたんたんとすすんで行く感じ。

    あとがきを見たら、三島作品としては特異だそうだ。次はもっとメジャーなものを読もうと思う。

  • 三島由紀夫に対しては、ナルシストで男根主義みたいな偏見を持っていますがそのへんどうなんでしょう。この「潮騒」は気持ち悪いくらい潔白な純愛小説。純愛?純すぎてむしろ愛じゃないような。ヒロインを襲おうとした野郎が蜂に追いかけられるとかどんな喜劇だ。ただ、古代ギリシアの作品を強く意識しているようなので、ドロリとした三島作品とは一線を画く、らしいです。あとがきによると!主人公ほどじゃなくていいからこなれた肉体と、主人公くらいの度量はほしい*1。がんばらねば。

    新治は日々の生活に、別に音楽を必要としなかったが、自然がそのまま音楽の必要を充たしていたに相違ない。

    彼女は未知のものには決して心を煩わさせないようにしていたからである。

  • 三島由紀夫にしては平坦な内容だったという感想。三島の変態性があまり表れていなくて、かなり退屈した。
    しかし締めくくりの一文は妙に引っかかるもので、なんだかそこだけが宙に浮いているような不思議な気持ちになった。よくわからないが。

著者プロフィール

三島由紀夫(1925.1.14~1970.11.25) 小説家、劇作家。
東京生まれ。学習院時代から文才を注目され、1944年、東大入学と同時に『花ざかりの森』を刊行。47年、東大卒業後、大蔵省に勤務するも、翌年辞職。49年、『仮面の告白』で新進作家として地位を確立。『金閣寺』『鏡子の家』『近代能楽集』など、強固な美意識で彫たくされた作品を発表。海外での評価も高い。68年、楯の会結成。『豊饒の海』の最終回を書き上げ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地東部方面総監室に立てこもり、割腹自決。

「2017年 『告白 三島由紀夫未公開インタビュー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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