- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101050157
感想・レビュー・書評
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最近の子供のことみたいで、昭和38年に書かれたものとは思えない。後味悪い。
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三島さんの書く青年が好き
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結末に近づくにつれて、嫌な予感が広がっていった。
三島由紀夫は大好きだけれども、生活を軽んじる点だけは好きになれない。
それから、子供の自身の正しさを微塵も疑わない奢りには吐き気がする。なぜ少年達はこの退屈な生活の垢にまみれた世界に退屈しているのに自殺を選ばないのかと思った。 -
少年、残酷だなーおい。
どうしたらこんな風に育つんだ?
確かに13歳~14歳の頃といえば、やけに悶々としていた記憶はある。
そしてビックリするぐらい反抗的。
でも社会にとか人生にとかじゃなくて、対人間だった。
孤独に身を置きたがったし、その孤独が『快感』だった。実際には両親に護られた世界の中の“孤立”でしかないことに気付かない愚かな時代だった・・・な。 -
「世界はある種の決定と、単純な記号でできている。」
首領が素敵
すべからく、男は大義のために生きなくてはならないそうです。 -
純文学は合いませんでした。
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少し描写が生々しく過激だったと思います。もう少し大人になってから読みます。
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永遠の少年(?)だった三島だからこそ書ける
瑞々しい小説です。