熱帯樹 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 110
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101050362

作品紹介・あらすじ

兄妹相姦から心中に至る悲劇「熱帯樹」ほか「薔薇と海賊」「白蟻の巣」等代表的戯曲3編。

感想・レビュー・書評

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  • 「熱帯樹」「薔薇と海賊」「白蟻の巣」の戯曲を3編収録した本です。兄と妹の近親相姦ものの「熱帯樹」も好きだし、不思議な「薔薇と海賊」も好き。わいわいしているのに、寂しくて哀しい。道化師の哀しさ。中学生の時に読んで、かなり私に影響を与えた本かな…と思う。今にして思えば…。バレエの振り付家のベジャール作品を好きなのは、この本の影響があるからかもしれないなあ〜。

  • 2014.11.30 読了

  • もはや私は劇団員となり、舞台で主役を演じている。
    古典劇、恋愛劇、姦通劇。なんでも来い。但し楯の会の入会は断固断る。

  • 実際の舞台を観てみたかったな〜 妖しい戯曲だった…

  • 三島由紀夫の30代前半に初演された、今ではややマイナーな戯曲3篇を収録。『白蟻の巣』は、幕切れが幾分もの足りない気はするものの、いずれも構成の妙と、緊張感が途切れることなく持続する、実に濃密なお芝居だ。散文作品では華麗な情景を描き出す三島だが、こうした戯曲では登場人物のセリフだけで物語世界を構築していくのであり、また別種の才能や工夫が必要だろう。そして、戯曲を読むと、三島の真骨頂はむしろこちらにこそあるのではないかとさえ思えるのだ。表題作の『熱帯樹』で描かれる兄妹の近親相姦の情念の表出は、とりわけ見事だ。

  • 寺山修司的なやつ。

  • ミーハーなのでタイトルを見るだけでも興奮する。
    美しく宝石のような貴婦人を描かせたら三島由紀夫が自分のなかでは一番。肉感よりも美しさが先に来るところが好み。

  • 三島の戯曲集。小説でなくても流麗な文章にため息が出そうになる。「薔薇と海賊」なんて題名から美しい。
    最近気付いたが、私は三島の描く上流階級の女性が好きだ。
    凛とした清楚な「貴婦人」も、妖しい毒を秘めた「貴婦人」も、皆きちんと背筋を伸ばしている様が魅力的に映る。
    収められた三作のうち好きなのは「白蟻の巣」。

  • 『熱帯樹』が、三島さんの戯曲の中で好きです♪

  • 初めて読んだ三島作品。
    びっくりした記憶がある

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