友情 (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 3094
レビュー : 446
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101057019

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の杉子への片思いが高まって手紙を出すが撃沈する。そして、友人の大宮に取られる。そんなお話。

  • 家にあった本。いまから読もうという気にはまだない

  • 昔から知っている題名の本なのに、今頃になって
    はじめて読んだ。武者小路実篤という人はカタイ
    文章を書く作家だろうと長いこと思いこんでいた
    し、「友情」という言葉からありふれたお話だと
    ばかり勝手に思っていた。そうしたら文体は簡潔、
    明瞭で読みやすく、飾り気のない表現が可笑しい。
    こんなに面白いとは。
    ただ顛末は後味わるい。それも見方を変えると、
    あからさまになったことで失恋にハッキリと見切り
    がつけられてスッキリしたのでは、という気がした。

  • 少し前の名作と言われる系の小説に登場する男どもは、どうしてこうも女性を美化してしまうんだろうか。
    恋は盲目だなんて言葉があるけれど、すべてを自分に都合よく解釈し、最後に痛い目にあう。
    当時はこういう恋愛が多かったんだろうか?
    女性の方が情熱的というか奔放というか、枠にはまってないというか、自由な人が多かったんかしら。
    最後は友情より恋愛というのは、今も昔も変わらず、か。

  • 昔読んだことあったような気がしたけど、もう一度。

    武者小路さんは誕生日が一緒だから、なんとなく気になっていたのだ。

    恋愛小説っていうの?気分は晴れず得るものもなく終わった。人の恋愛模様を見てもおもしろくはなかったなぁ。

    文芸として、淡々と尖った短文で若者のぐるぐるな恋心を生々しく表現しているところが評価されているのかな。


    彼の友達は素晴らしい人ね。

  • 昔の作品だが読みやすかった

  • ―分からなくはない、解りたくはない。

  • 野島が最初からずっと好きになれなかった。

    友人大宮はかっこいい!と思ってたけど、
    最後の手紙はちょっとひいた。

    結局、杉子が素敵な女性ということで話はすすんでいくけど、
    私としては武子の方が魅力的だと思う。

  • 050616-0627

  • とても男性作家が書いたとは思えないようなきれいな表現。
    微妙な心の動きも逃さずとらえられている。
    時代は違えど、恋して誰かを思う気持ちは一緒なんだなーと痛感。

著者プロフィール

武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)
1885年5月12日 - 1976年4月9日
東京府東京市麹町区(現・千代田区)生まれの小説家・詩人・劇作家・画家。ある時から「むしゃこうじ」と当人が自称しているが、一般的に「むしゃのこうじ」読みされている。学習院初等科~高等学科に在学し、東京帝国大学哲学科社会学に入学したが、入学初年で中退。創作活動をはじめ、1910年に志賀直哉、有島武郎、有島生馬らと文学雑誌『白樺』を創刊。これにちなみ、彼らは「白樺派」と呼称される。
1918年宮崎県児湯郡木城村に「新しき村」を建設。その後も多くの創作活動に勤しんだ。1951年、文化勲章を受章。1976年4月9日、尿毒症で逝去。
代表作に、『お目出たき人』『わしも知らない』『幸福者』『友情』『人間万歳』『愛と死』『真理先生』など。

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