武者小路実篤詩集 (新潮文庫)

制作 : 亀井 勝一郎 
  • 新潮社
3.71
  • (26)
  • (17)
  • (44)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 216
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101057125

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ある意味この一冊こそ、実篤の生の言葉が一番詰まっているのではないかと思える。穏やかながら、渇きにもにた「つくること」への探求/熱意が詰まっている。素朴で、土の匂いがして、手垢にまみれて、それでいて力強い詩作である。

  • 著者の代表詩117編を収録した詩集。
    シンプルな言葉で、繊細さとは真逆に位置する豪快で実直で力強い詩が多く、私の抱いていた「頑固おやじ」の印象そのままの詩集でした。

    しかし読めば読むほど豪快さの中にも背中を押されているような優しさを感じる瞬間もあり、読み終わる頃には背筋を伸ばして前を見据えたくなります。
    少し迷いがあるような時にはこの本で叱咤激励されるのがオススメです。

    ~memo~
    ・この道より 我を生かす道なし この道を歩く。
    ・進め、進め

  • 著者:武者小路実篤(1885-1976、 千代田区、小説家)
    編者:亀井勝一郎(1907-1966、函館市、文芸評論家)

  • 2017年11月19日に紹介されました!

  • 心がトゲトゲしている時に読みます。心がフラットになり、好きなことに打ち込めます。私はそういう風にこの詩集を使っています。

  • 進め、進めが一番好き。

    人ってこういうことを思って生きているんだ、自分を奮い立たせて生きているんだ、こうやって表現していいんだとわかって生きるのが少し楽になったように思う。
    勇気をもらった。

  • 力強い詩。

  • この詩集を読みながら、僕は終始「かわいさ」について考えていた。じぶんの情感や嗜好に適う用法とは違った、わたくし率純度100%の用法を。しかし訳あってここまでしか書けないけど、はて、この続きが陽の目をみることはあるかしら。そんなこと誰が知る。

  • 武者小路のいやな部分を見てしまった、読みながら老人のいやな匂いを嗅いだと思った。武者小路は詩集を墓まで持って行くべきだったと思う。人に読まれることばかりを気にして、せっかくの野菜の木訥さ、野性味が黴びて紙をよごしてしまっている。純粋さが道具になる悪い例をみた。

  • ただ恋して失恋してるばっかりじゃないんだなぁと見直しました。

    25歳からの作品が並んでて、若い頃は恋してたり光の見えない毎日への不安や苦悩がよく表れてる。
    偉大な人物になるための兆しなんてこれっぽっちも見えてやしないことに絶望してたり。
    作品の後半は人生賛歌。これまた良いですねぇ。

    好きな詩
    ・淋しい
    ・誕生日に際しての妄想
    ・進め、進め
    ・心のよろこび
    ・第五十回の誕生日の朝の感想
    ・一個の人間
    ・歓喜雀躍
    ・一筋の道を歩くなり

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)
1885年5月12日 - 1976年4月9日
東京府東京市麹町区(現・千代田区)生まれの小説家・詩人・劇作家・画家。ある時から「むしゃこうじ」と当人が自称しているが、一般的に「むしゃのこうじ」読みされている。学習院初等科~高等学科に在学し、東京帝国大学哲学科社会学に入学したが、入学初年で中退。創作活動をはじめ、1910年に志賀直哉、有島武郎、有島生馬らと文学雑誌『白樺』を創刊。これにちなみ、彼らは「白樺派」と呼称される。
1918年宮崎県児湯郡木城村に「新しき村」を建設。その後も多くの創作活動に勤しんだ。1951年、文化勲章を受章。1976年4月9日、尿毒症で逝去。
代表作に、『お目出たき人』『わしも知らない』『幸福者』『友情』『人間万歳』『愛と死』『真理先生』など。

武者小路実篤詩集 (新潮文庫)のその他の作品

武者小路実篤詩集 (角川文庫) 文庫 武者小路実篤詩集 (角川文庫) 武者小路実篤
武者小路実篤詩集 (世界の詩 34) 単行本 武者小路実篤詩集 (世界の詩 34) 武者小路実篤

武者小路実篤の作品

武者小路実篤詩集 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする