さがしもの (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 8604
感想 : 843
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101058245

感想・レビュー・書評

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  • 本をテーマにした短編集。
    あとがきエッセイにある著者と本の交際履歴が興味深かった。

  • 標題作の(さがしもの)は面白かった。
    気丈なおばあちゃんも良かったし、おばあちゃんの願いを叶えてあげようとする主人公とおばあちゃんとのやりとりも魅力的だった。
    もうひとつ、書店のおばあちゃんの話もそれなりに良かったけれど、、、

  • 角田光代は、ホントに短編が多い。
    短編より、長編が好きだけど、濃厚な短編は好き。
    そんな中でも、これは、わりと軽め。
    本をテーマにした短編なので楽しみだったけど。


    旅ゆく外国の先々で、自分の売った小説に出会うという不思議な話は、なかなかだったけど、
    あまり心には響かなくて、その後の話は、まるではいってこなくて。

    途中リタイア。

    やめる勇気も読書には必用。

  • 最初の作品のみ読了。
    誰かのお勧め本だったけど、作風が好みに合わず。

  • OLさんが好きそう。
    毒にも薬にもならない話。

    喫茶店で隣の人の会話をなんと話に聞いた感じ。

    好きな人はすきなのかも知れないが、私には不必要な本だった。

  • 角田さんってどっかで聞いた名前だなー誰だったっけか・・と思ったら
    「対岸の彼女」(これも直木賞とかだっけ?)のひとかあなるほど!読んだことないけど!

    これもO君が読んでて「つまんなかった」って言ってたから読んでみたんだけどなるほどつまんないわあはは
    つまんない、っていうか読む世代がジョセイで割と年配の人向けなのかなあなんて思っちゃいました
    10代男性にはなるほどつまんなそう。笑

    みんな本にまつわるお話で、
    好きになった人と本棚の本がすごいかぶってた、とか
    旅行先の古本屋でいつも自分が前に売った本を見つける(本が追いかけてくる?)とか
    不幸を呼ぶ本とか古本屋街をめぐる伝説の本とか
    どれも面白いけどやりすぎというかそれはないよーみたいな
    でも本がすきだったり、本が好きな自分がすきだったりな人にはいいかも
    またそのうち読んだら評価も変わるかな〜わからん!

著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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