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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101060088
感想・レビュー・書評
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2012/03/22
未完というのが本当に残念。
読みやすくて、おもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日の光と坑夫/失敗と葬別会/正義とひきょう‥etc.
とても良かった。私は好き。
50年も前に書かれているのに、文体は読みやすく、人の心の描写は今にも通じて変わらない。くどくなく、軽すぎず、固くて重い訳でもない。冗長な感じもするけど、ページをめくるのが心地よくなる。
未完の作品と、読んで初めて知っただけに、最後まで読めないのが本当に惜しい。 -
新聞小説は会話の多いほうが読者に親しまれ易いという小説観を、山本有三は持っていた。直接話法や長い独白など様々に口語を取り入れて小説を構成する。
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山本有三の未完の名作です。おそらくまだ本すじに入るまでは書ききれていないのにもかかわらず、小説としてのスケールの大きさが分かる。叶わぬ願いだけど、完成した作品として読みたかったです。
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