魔羅節 (新潮文庫 い 77-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101064215

感想・レビュー・書評

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  • 妙なものを読んでしまいました。
    タイトルが放送禁止用語なので…ラスト2話がなんだか好きでした。
    それよりなによりくぜさんの解説。「それが風の強いある日、「ぼっけえ、きょうてえ」という奇妙な本を抱えて現れ、低い声で〈志麻子〉と名乗った。一目で、私の娘だとわかった。」ひきこまれました。

  • P214

  • 岩井志麻子さんはとりあえずこれで読み納めかな。彼女だけのおかげではないが、岡山は怖い歴史のあるところだなあと思うようになりました。あんなに豊かな土地なのにね。

  • 淫猥で、夢現つ。「片輪車」とても好みです。しかし「魔羅節」なんて絶対口にしたくない題名だ。

  • 現実か夢か幻か、生きているのかいないのか、作者は巧妙にその混ざり合った中ほどに読者を誘う。程よい倒錯が、この作品群をうまい味付けに仕上げている。どぎつい言葉が散見される割に、そのどぎつさとはかけ離れた巧妙なプロットでなかなかの作品に仕上げている。

  • 「片輪車」。作者の頭の中で浮かんだ情景を描いたのだろうか。真実っぽくて鳥肌がたった。12.10.21

  • いやらしい話しなのに、恐ろしい!独自の世界観ですね…

  • 1話だけだと面白く読めるけど、いくつも続くとさすがに飽腹。

  • 1話だけだと面白く読めるけど、いくつも続くとさすがに飽腹。

  • おめこ電球大好き、いちばんえろくて寂しいけど強い

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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