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- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101064239
感想・レビュー・書評
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一段落まるごと句点なしで一気に一文読ませるという手法が最初から最後までえんえん続くんですが、これが実に上手いので、どんどん読んじゃえます。清潔で小洒落た女流作家も悪くないですけど、こういう、ザ・女の業、みたいな部分をガンガン出してくる人は逆に貴重というか、とても面白いと思いました。
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さほど分厚い本でもないのに、
1日では読めず、三日間を要してしまった。
読点がなく、読むのに疲れるからだ。
すでにメディアで流れ知られている作者の性生活。
そんな私小説も嫌いではないが、
とにかく内容よりも読みずらさが優先されてしまい、
疲れる文体であることは否めない。 -
1/31 中村うさぎと仲がよいと聞いていたけど小説をちゃんと読んだのは初めてかもしれない。同じ壊れているでもこちらはちゃんと芸術家だなあと思った。修辞まみれの読点のない文章が耳障りでないのは読む人のリズムを考えて書かれているから。そのリズムの世界にはまった3日間。なんか知らずとはまった。
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著者プロフィール
岩井志麻子の作品





