いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)

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本棚登録 : 601
レビュー : 66
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069241

感想・レビュー・書評

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  • ―――万事、ふつうがいいですよ―――

    作家・いしいしんじさんの自炊を中心としたご飯と、まわりにいる仲間たちとの愉しい生活、暮らしぶり。

    作家活動を「創作」と書くのがいいなあ。
    いつも、調子に乗って書き過ぎないように注意しているのもいい。
    三崎でたくさんお魚食べて、恋人の園子さん(とちゅうで実は弟が園子さんのファン、とわかるのがいい)と、たくさんの仲間がいつもいしいさんちに集まってくる。
    おむかいのご家族ともとっても仲良しで、子どもたちはしょっちゅう出入りしていて、まるでいしいさんの娘みたい。
    飲み明かした次の日も、その次の日もお友だちが泊まっていたり、まいにち盛りだくさん。
    夏、墓地で肝試しをしたとき。
    子どもたちがきゃあきゃあ言うなか、手をあわせるいしいさんの姿がいくえみの漫画にありそうでトキメいた。
    よく、なにかがお魚に変わったり、旬の食材に変わったり、ご近所での物々交換も古き好き日本を感じる。
    近所で殺人事件とか、盗聴とか、物騒なことが起きても、いつもどおり生活リズムや心情が変わらないブレなさがすごい。

    いしいさんの日記はα波が出ていて読み終わるのに結構時間がかかってしまった。

  • おさかなが食べたくなります。特に、何度も出てくるいかと里芋の炊いたん。

    文庫で一気に読むと先の長さにため息がでたので、ブログで1日1日読むが向いてるのかな。

  • 最初はちゃんとよんでいたけど、途中から何のために読んでるのか分からなくなって飛ばし読み、最後の方はほとんど読んでません。彼のファン以外には興味ないものではないかと。
    いしいしんじさんは、三日おきくらいには風邪ひいたりどこか切ったり病気になったりして、ほぼ毎日外食、よく飲むしタバコも嗜むらしい。でもとても自由で楽しそうな生き方をしていて、少しだけ羨ましい。情緒のある書斎の写真とそこからの景色が、創作力掻き立てそう。

  • 「ごはん日記」ということだけど本当に「ごはん報告日記」という感じ。その日あったことと、食べたごはんをさらっと。食欲はあまり刺激されない。

  • 美味しそうなうえに、作家の生活が垣間見れるなんてサイコーだと思う。
    こういうの好きです。

  • おしたし。
    いしいしんじは小説よりごはん日記が好き。お風呂で3時のおやつにも抜かされながら、一週間ほどかけて楽しく読みました。

  • 再読。食べたものの羅列がほとんどでレシピがあるわけでもないのに読むとおなかがすくしお酒が飲みたくなるふしぎ。この本を読んで以来白身魚の刺身は塩とレモンで食べるようになりました。

  • 『ある一日』を読む前に、と思って久しぶりに本棚から取り出して読んだ。もう10年以上も前の話になるんだなぁ。

  • ただ、日々の行動と食事の内容を記録しただけの、何でもない文。それなのに、食べ物の描写に影響されてお腹が空いてくるし、日記を書きたくなってくる。平仮名多用の、小学生の作文みたいな口調で事実だけを書いている。体調が悪くても、近所で殺人事件が起きても少しも負の感情がにじみ出ないのがすごい。

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著者プロフィール

一九六六年大阪生まれ。作家。 現在、京都のミシマ社の「きんじよ」に在住。お酒好き。魚好き。 蓄音機好き。二〇一二年『ある一日』で織田作之助賞、二〇一六年『悪声』で第四回河 合隼雄物語賞を受賞。『ぶらんこ乗り』『麦ふみクーツェ』『ポーの 話』『 海と山のピアノ』(以上 、新潮社)『みずうみ』(河出文庫)など著作多数。

「2018年 『きんじよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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